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日銀の金融政策決定会合で、徹底的に金融緩和をやるという政策が承認されたため、為替は一気に96円台に突入。それを好感したのか、日経平均も13000円台を回復。
新聞紙上ではあまりに性急すぎる、予想外の政策だという論調も見受けられますが、現実に株が上がれば、もうそれで万々歳と考える経営者や投資家も多いのではないでしょうか。 さすがにこれはちょっと大変なことになりそうだ、と今年の夏もハワイ旅行を計画していたのですが、その滞在費約10万円を、今日の朝慌てて両替しました。FX等をやっている人は、これだけで相当な利益が出そうな勢いです。 とはいうものの、見かけ上の利益が出たら出たで、それをいつ売却して利益を確定させるかというのが難しいです。だいたい「もっと上がるはずだ」と思っていると、突然下がりだし、「こんなはずはない」と思っていると結局買値を割り込む。 さらに「割り込んだからには、しばらくはじっと耐えてまた上がるのを待とう」と思っていると、いつの間にかさらに価格が下がり結局いわゆる塩漬け状態になります。 今回の株高が今後どのような動きをするのか現時点ではさっぱり分かりませんが、基本的には急激な上昇は急激な下落を招きますから、走っている電車に飛び乗って、そこからいつ飛び降りるかという選択になるのだと思います。 降りるタイミングを間違えると、この列車は谷底へ真っ逆さまということもないわけではありません。 今年の春に多額の退職金を得た人は、そのお金を元に今こそ投資だ、と奮い立っているかもしれません。それまでに投資経験があればいいのですが、そうでない場合は大けがをする可能性もあります。 特にその資金が今後生活を支える年金補完の意味合いをもっていたら慎重に行動しないといけないだろうなと思えます。 一番まずいのが、証券会社や銀行等で勧められるままに株や投資信託を買うことではないかと思っています。過去に私も実際に購入して、いまだに塩漬けになっているものがありますから、この体験は貴重だと思っています。 もちろん私の投資自体が限りなくアマチュアに近いものであり、ロクに勉強もせずに、投資雑誌等のコメントから簡単に判断したためだと思っていますので、充分に投資に対して研究をされている方は笑い飛ばしてもらって良いと思います。 ただわざわざここにそれを書くのは、大事な資金が一時的な高騰を過ぎると、あっと言う間に半分ぐらいに激減する可能性を秘めていると言うことを心に留めながら投資をしないといけないということです。 それを回避するためには、 ① 投資に手を出さない ② 死にものぐるいで勉強して悔いのない投資をする ③ 投資資金が半分に減っても大丈夫なぐらいの精神力と余裕資金で運用する ということが必要になると思います。 私の場合の損失はすべて現役時のものであり、損失があっても小額なら真面目に働いていればなんとかなる金額でした。しかし年金世代になった今、無用な投資で損失を被るのだけは避けたいなと、今日の500円以上の日経平均の上昇を見ながら、自分を戒めています。 |
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