昨日は暖かかったですね。夕方からいつものように近所の河川敷を1時間ほど歩いてきましたが、さすがに出歩く人も多かったです。ほんの少しだけ春が近づいた感じがしました。
さて
早期退職という決断をしてからほぼ3年。この3年は長いだろうなあと当初は予想していましたが、ここまで来て振り返ってみるとあっと言う間ですね。これはどんな人生にも言えることなのかもしれません。
最近こういったブログを書いていますので、やはり早期退職を決断する時期に何が心配だったかということをよく聞かれます。ネットで
早期退職予定者の心配事というのを調べてみると、だいたい以下のような項目であることが分かりました。
① 退職金の額
② 勧奨制度
③ 退職後の仕事
④ 退職後の心境変化
⑤ 退職決意のきっかけ
⑥ 退職後に仕事以外で何をする
⑦ 早期退職意識後に何をするか
⑧ 早期退職後の家族の反応
⑨ 退職金の利用法
⑩ 独立起業するとして、その準備と方法
⑪ 退職後の税金や保険料への不安
私の場合、公務員ですので退職金等の計算は、
福利厚生関係をまとめた「しおり」に明示されていました。問題はそういった「しおり」の存在を知っているかどうかです。
私は早期退職を意識する前から、
自分の身分はどうゆうものかということに関心を持っていましたので、この「しおり」の内容は結構何回も繰り返し眺めていました。
しかし私の周囲の先生方のほとんどは、しおりの中に書かれている福利厚生について茶飲み話になったとき、しおりの内容はおろか、その
存在すら知らない人が多いことを知り、驚いたことを覚えています。
ネットでも「退職金はいくらでしたか」という質問が多く見受けられますが、他人の退職金の額を聞いても、自分の早期退職の参考にはなりません。結局
自分がいくらもらえるか、ということが早期退職後の人生設計にとって大事なのだと思います。
その意味では、職場で配布される社報?(正しい用語かどうか分かりませんが)や広報、さらに上に書いたような福利厚生関係の資料があったら、一度はそれを熟読することをお勧めします。
退職金の額は、基本的には
(基本給)×(経験年数による係数)+勧奨等の加算額 と言うような計算になるのかなと思います。
つまり退職時の基本給30万で30年勤めたら40ヶ月分というような表があり、これで計算すると30×40=1200万が退職金の基本額で、それに勧奨制度等を利用したときに、例えば2年分24ヶ月加算となれば、30×24=720万となり、退職金の総額は1200+720=1920万となります。
ただし社長の意向で退職金はどうにでもなる、と言うような職場だと、こうゆう計算は成立しませんから、同じ職場ですでに退職をした人に状況を聞いてみるしかないかもしれません。
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選択定年制度を利用すると、1番金額の高い退職金を手にすることができるからです。
56歳になると、昇格昇級が止まり、給与は8割にすべての社員がなります。
役職定年の年齢でもあり、退職金を出来る限り多くもらいたい人、平社員になるプライドの許さない人など、けっこう多くの人が退職します。
退職金の金額は、社員規則に計算式が明確に記載されているので、社員であれば誰でも自分の金額を把握できます。
仮に56歳で退職した場合、年金支給までの65歳までをどうやって暮らしていくか、これが大きな悩みとなります。
まあ、この悩みは誰しも同じですね。
自分なりに再就職について調べていますが、
60歳で再就職するよりは、50代半ばでするほうが職は多いな、と実感しています。
hokuさんのブログを参考にさせてもらっていますが、
定年までいまの職場にいる可能性が高いのかな、と考えることも多いのです。
というのは、60歳を過ぎて社員として働く気力体力(持病があるので)があるのかな、と思うからです。
パートなどで一日数時間働くのが現実的かな、と思ったりしています。
じっくり収支を計算して、あと2,3年はよく考えようと思っています。