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昨日23日の朝刊にフランスの経済学者であるジャック・アタリさんの日本の今後に対する考えが出ていて、内容が私が考えていたことと一致するので読んでいてい面白かったです。
一部を紹介すると、日本にとって一番の問題は人口だ、と冒頭に書かれていて、それが一番問題なのに今回の選挙ではそういった問題が全くふれられてなかったと指摘しています。 もし政党がこの問題についてきちんと考えているなら、人口をもっと減らして少ない利益を分け合うとか、もっと強い人口増加策を考えるべきだ、と主張する政党があってもおかしくなかったと指摘していますが、私も全く同感だったので、記事を詳しく読みました。 人口政策は ① 減少する中での安定 ② 出世率の向上 ③ 移民の受け入れ ④ 女性の労働参加率の向上 等のやり方があるそうですが、増える過程では住宅政策や家族手当等の扶助も必要ですが、それもあまり今回の選挙では話題にならなかったと書かれています。 しかし人口が減り続ける限り、将来の世代、すなわち今の若者はさらに、さらにその子供達もさらにさらに負担が増えているのは目に見えています。 すでに日本は借金に借金を重ね、個人が貯金しているお金のほとんどは国債で運用されているようにも思えますが、その国債が徐々に怪しくなっているのは間違いなさそうです。 ではこの借金を帳消しにする方法にはどんあものがあるかというと、記事では ① 増税 ② 歳出削減 ③ 経済成長 ④ 低金利 ⑤ インフレ ⑥ 戦争 ⑦ 国外からの援助 ⑧ デフォルト と言う方法があるようですが、すでに①から④については実行または実行が不可能だったというのがこの20年間の日本の総括であるような気がします。 というわけで阿部政権が選んだのは⑤なのかな、と言う気もしますが、これはコントロール不能の状態になる可能性もあり、大変危険な賭であるような気もします。 しかし国民の大多数が、何でも良いから決めて実行できる政権であればいい、と言うことで自民党を選択したような気もしますので、庶民の知恵としては、沈没しかかっている船の中で、いかに少しでも利益を得て、場合によっては逃げ出す準備もしないといけないのかなという不安を感じます。 ちなみに私は今バンコクに来ています。ここでは日本のバブル時期のように、全ての産業がフル回転し、人口も増え、貧富の差が大きいものの、みんなが必死に生活しているという雰囲気がよく分かります。 そんな中で私は物価の差を利用したプチリッチな旅行を楽しんでいますが、ここに来ると日頃の生活とは違う活力を感じます。 |
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プロフィール
Author:hoku |
私は出不精なので、海外旅行どころか国内旅行にも行く余裕(時間もお金も)ありません・・
でも、シンガポールは聞くとこによると、奇麗な街でゴミひとつ落ちていない。治安も良い街だということで、一生に一度は行ってみたいです。
安倍政権で多少は「円安」になったとはいえ、年末年始は海外
で過ごす・・と、言う方も多いでしょうね。
ちなみに私は正月休み2日は、老いた母が独り暮らししている実家に帰省します。。(-.-)