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三連休だからかもしれませんが、報道特集で各党の代表者が集まってそれぞれの主張を展開すると言う番組が増えました。各党の宣伝になりますから、テレビ局から誘われれば代表者は出演せざるを得ないのだろうなと思っています。 しかしもともと目立ちたがり屋の上に、自分だけまたは自分達の党だけは正しい、他は全て間違っているという硬直した考えの持ち主が多いせいか、他人がしゃべっている横から口を出したり、自分の考えだけを延々と主張したりするだけで、およそ討論とは言えない番組が多すぎます。 もちろん司会者の力量や運営方法にも問題があるわけで、言いたいようにしゃべらせておけば1日中でもやっているのではないかとすら思えます。(24時間テレビで、そうゆう番組があっても良いのではと思っていますが) しかし限られた時間で各党の主張を公平に聞こうという番組方針なら、各党1分というように時間を区切って論点を絞った議論が必要だなと思います。 それでも余計なことを言って話をそらすようなら、司会者の権限で以後は発言権を与えないとかしないと、ただアヒルが口々にガーガー言っているようなもので、良心的な視聴者にとっては聞くに堪えません。今日の朝の討論会も、結局3分ほど聞いて見切りをつけました。 ただ確かに今回の選挙は多党乱立ですから、各党が1回に1分間順に発言するだけで15分程度かかるわけで、1時間の番組では4回発言して終わりになってしまいます。 これでは討論もへったくれもない、それだったら自由に発言しても良いのではと考えると、今度は押しの強い人や声のでかい人の独壇場になります。 テレビ番組ですらそんな混沌とした状態ですから、その中からこの人なら政治を任すことが出来ると思われる政党や人物を選ぶのは至難の業ですね。 しかしそうなると今度は、実行力はともかく単に押しの強い人(党)や妙に目立つ人(党)先鋭的な意見を言う人(党)耳障りの良い主張をする人(党)が選択の対象になり、日頃から地道かつ誠実に日本の将来を考えている人(党)がその中に埋没してしまいそうで不安です。 テレビ報道も新聞報道もそうですが、政治上の諸問題について、各党の立場を明確にしてあるような表を作ってくれると分かりやすいと思います。 正式に選挙運動が始まればマニフェストもきちんと出そろい、そういった表も出来るのかなと思いますが、現状ではただただ混沌としているだけですね。 ちなみに私は長期的視野に立って日本の少子高齢化問題をどうするのか、という部分にテーマを絞って投票しようと思っています。いくら経済が活性化され福祉が充実して原発がなくなっても、人がいなければ意味がないと思うからです もうすぐ60歳という年齢がそういった考えをする根拠になっているようにも思いますが、自分の子供達やそのまた子供達が、日本に生まれて良かったと思えないと話になりません。
Author:hoku こんにちは 定年まであと3年という年齢で、表題に書いたような理由で早期退職をしたhokuです。 日々の生活の中でいろいろ思いついたことを書きつづっています。 よろしくお願いいたします。
前回(第827回)のコメントに名前が載っていませんでした・
お許しください。。
ところで最近は、もうほとんどしませんが、以前は時々定期的に、評論家の田原総一郎氏が司会になって、深夜から「朝まで生テレビ討論」をやっていましたが・・(田原氏もだいぶ老けられたので体力的にも、徹夜で討論はキツイとは思います。)
今頃になって、急に「日本維新の会」の橋本氏が、「みんなの党」の渡辺代表に合流を求めるとは、やはり時間がない。相当の焦りがあるのでは?と、思います。
野田首相は、もしかしてこういう事も視野に入れていて、その上で急遽、「解散総選挙」を発表していたのでは?と、思うとかつての小沢一郎氏を上回る「策士」のような気がしてきました。。(汗・・)
いずれにせよ、今年の総決算は「選挙」ですね。