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 2009年に妻に先立たれ、突如父子家庭となり、その後仕事と家事の両立が難しくなり早期退職をしました。現在、貯金を取り崩す毎日ですが、気持ちだけは楽しくお気楽に生活していこうという願いを込めたブログです。
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 明日の朝は皆既日食ですね。楽しみにしている人も多いと思います。滅多に見られない自然現象ですから、多少大袈裟になるのはしょうがないとは思いますが、太陽を直接見てはいけないとか、観測眼鏡に粗悪品が出回っているから注意が必要とか、いささか過剰に思えるような報道もあるような気がします。

 私の小中学生時代にも部分日食が何回かあったと記憶しています。当時の学習図鑑には、もちろん「太陽を直接見てはいけません」という注意書きが出ていました。

 同時に、見る場合は「色の濃い下敷きを使いましょう」とか「ガラスにローソクのすすをつけましょう」という解説が堂々と出ていました。

 当然ながら当時の小学生達は、日食を観測するために、わざわざ色の濃い下敷きを買い求めたり、絵柄付きの下敷きの一番濃い部分から太陽を透かし見たりしました。

 私は家の中にあるガラス片を必死に探したりして、最終的には顕微鏡実験セット(学習雑誌の付録かなんか)についてたスライドガラスにローソクのすすをつけたりしました。

 しかしこの時、部分日食よりローソクの炎にガラスをかざすと何故か真っ黒いすすが付くということに感動しました。当然ながらそうやって作った簡易日食観測ガラス?は貴重です。

 すすが落ちないように丁寧に取り扱い、片目をつぶって太陽を透かし見ると、ちゃんと部分日食が見えました。 曲がりなりにも自分で作った器具?で部分日食が見えたという達成感は格別です。 

 今そんなことをしたら、学校の先生や大人達は「マッチで火遊びしちゃいけない」「ローソクなんか家にはない」「火のついたローソクで遊ぶな」「すすなんて真っ黒けで汚い」「そんなんで太陽を見たら目がつぶれる」とかなんとか、ものすごく注意がうるさかっただろうなあと思います。

 で、そういいながら、「日食はこれで観測しなさい」と立派な観測眼鏡を渡すわけですが、そうやって見た皆既日食に子供達は感動を覚えるのかなと疑問を感じます。

 日食を見た、という結果は同じですが、そこに至るまでの過程が大事かなと思います。いろいろと自分で工夫して観測するような手段を奪って、結果だけを見せて、「どうだ、素晴らしい天文現象だろう。よく見ておきなさい」ぐらいでしたら、確かに「うわ~、すごい」と叫ぶ子供は多いと思いますが、じゃあどうしてこんな現象が起きるんだろう、と疑問に思って追究する子は少ないと思います。

 そこへ持ってきて仏頂面の理科教員(私のことではありませんが)がクドクドと「日食の原理は・・・」なんて解説を始めたら、「あ~あ、つまんないの」と思う子が出てくるはずです。

 最近政府は理科教育を重要視するような方向に方針転換を図りつつあるような気がしますが、もしそうであるなら、結果だけを覚えるのではなく、そこに至るまでの体を使った体験を重視するような教育を目指して欲しいなと思います。

 なお日食は観測眼鏡がなくても、木漏れ日でも見えますし、波のない水面に反射させて見ることも出来ます。(ちょっとまぶしかも)また厚紙に小さな穴をあけて、その後ろに白い紙をおけば、そこに太陽が写ります。

 確かに直接見たり、下敷きやサングラスぐらいでは紫外線等のエネルギーの大きい光を遮蔽する効果は少ないと思いますので、数秒ならともかく、長時間見る場合はそれなりの対策が必要なことは間違いありません。 そう考えると、昔は結構乱暴な観測を行っていたんだなと思います。

 
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2012/05/20 09:01 その他 TB(-) CM(0)
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Author:hoku
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 定年まであと3年という年齢で、表題に書いたような理由で早期退職をしたhokuです。

 日々の生活の中でいろいろ思いついたことを書きつづっています。

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