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年末に入り、増税だ負担増だという見出しが新聞を賑わしています。一方で、テレビでは年末ジャンボ宝くじの宣伝が気合いを入れて行われています。
そんな中で、総務省の「宝くじ活性化検討会」という大層な名前の有識者会議(この会議にも我々の税金が使われているんでしょうね)が、「宝くじの上限をなくしたり、スマートフォンでも買えるようにしたりする」改革案をまとめたという記事が出ています。 理由ですが、宝くじの売上金額が2005年度は1兆1047億円をピークに減少を続け、10年度は9190億円だったというコメントが出ています。 私は宝くじが嫌いなのですが、(過去トータルすると20000円ぐらいは買っていると思いますが、当選は1000円ぐらい)、実はつい最近「震災復興宝くじ」を4000円ほど買いました。もちろんはずれです。 この宝くじの最高当選金額は3000万円。売り上げは予想をかなり下回ったというニュースがありました。本来なら復興という文字に気持ちが吸い寄せられ、すぐに完売、と言う予定だったようですが、庶民は意外に冷静?だったようです。 まあそれなりに売れて、ある程度復興財源に回ったのではないかと推測は出来ますが、その後何の報告もありませんので、売上金の使途は不明。これでは二度と買う気になれません。銀行だけが儲かったようなものです。 そんな経過を踏まえての検討会議なのかもしれませんが、ともかく上限をなくして、射幸心をあおり、人生一発大逆転を狙うことを、国が煽っているようにしか思えません。 検討会議で検討しなければいけないことは、宝くじの当選金額ではなくて、例えば当選金の還元率を50%以下から70%程度に上げるとか(それでも通常のギャンブルから見るとかなり配当率は悪い気がしますが)窓口販売の人件費を抑える工夫(現在15%程度)とか、ネットの活用とか、収益金の割合を減らすとか、いろいろあると思うのですが、どうも観点がずれているように思います。 頭の良いおじさん、おばさんが集まって、「当選金は5億にしよう」とか、「いや、どうせなら10億円」、「それで駄目ならいっそ上限撤廃はどうだ」なんて、バナナのたたき売りのようなことを話していたのかなと思うと、なんか虚しさを感じます。なんのことはない、国民の射幸心を如何にあおり立て、金を搾り取るかという算段を相談しているに過ぎないように感じるからだと思えます。 |
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