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財務省が5日から30日まで「個人向け復興国債」を発行するみたいですね。集まったお金は東日本大震災の復興財源に充てる予定だそうで、趣旨には賛同する方も多いと思います。
個人向けの発行総額は1兆5000億円だそうで、1万円から購入可能です。金利は10年もので半年ごとに金利が見直されるそうですが、現在は0.72%、5年ものは固定金利で0.33%、3年ものは0.18%だそうです。 10年ものを100万円購入すると0.72%は7200円に相当しますので、これが10年なら72000円。既存の貯金よりはかなり有利な設定です。ただこれに税金がかかるのかどうかは、不勉強で不明です。 なぜ不勉強かというと、国債は国の借金の肩代わりですから感情的に買いたくない、と言うのが一つ。(現在の国の経済運営に信頼がおけないと思っています)またヨーロッパの例を見ていると、将来的に日本の国家としての威信が問われるようになると、国の借金は棒引き、すなわち国債は紙くずになるのではないかと恐れています。 さらに個人が買わなくても、今回の場合も発行総額は11兆5500億円で、大半は銀行等が買っています。銀行はその利率の一部を預貯金の金利に回しているはずなので、我々は間接的に国債を買っているともいえます。 そんなわけであえて買う必要はないと思っています。しかしそれでは100万円を投資して、年7200円の利益を生むような投資が他にあるかというと、これは確かに難しいです。 買う買わないは自己判断だと思いますが、今回はこの国債になんと安住財務大臣のサイン入り感謝状がついてくるそうです。これを聞いて「よし買おう!」と新たに決心するひとがどのくらいいるのでしょうか?この感謝状の製作、印刷費用がいくらかかっているのかよく分かりませんが、私には無駄遣いにしか思えません。 ちなみに1兆5000億円を100万円で割り算すると、150万人の購入者が必要です。これは凄い数だと思うのですが、利率がよいので、やはりあっと言う間に売り切れるのかもしれません。 |
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