前回書いた通り、私の不調の原因は頸動脈の狭窄でした。正式病名は「内頚動脈狭窄症」。具体的には左の首の中を直径5mm程度の頸動脈が走っているようなのですが、その一部にコレステロール等の塊が蓄積し、血流レベルが通常の1割程度まで落ちているみたい。
そういったことを突き止めるために、5月下旬から詳しい検査等が行われました。その結果、これは薬物では治癒できないレベルだという結論になり、6月10日に手術となりました。
この間の詳しい経過は、別のブログでまとめ始めたところですが、この頸動脈狭窄を改善するための手術法は、動脈内に管を入れて、患部に達したところで先端を膨らませる方法と、首の一部を切開して血管を露出させ、直接たまっている不純物をかきとり、その後縫合という二つの方式があります。
最近は血管内に管を通す方法が第一の選択肢になるようですが、私の場合は動脈そのものが性悪でねじくれているみたいで、管を通すことは出来ないとのことでした。
ということは切開となるわけで、全身麻酔を施され、本人は全く気が付かない状態で4~5時間の手術だったみたい。ちなみに直径5mmの血管を縦に切り裂き、再度縫合するという手術では、顕微鏡下で行われるみたい。
というわけで、意識が戻った時はすでに手術が終了。当初はICU(集中治療室)みたいなところで意識が戻り、そこで2日間過ごし、2日目の昼頃一般病棟へ。
その後1週間で若干言語障害が残っていますが無事退院となりました。ただ首には今も長さ10cm程度の傷跡が残り、起き上がる時等、首に力を入れると痛みが増します。
とはいえ、術後のMRI画像を見ると、血流が100%回復していることが良く分かります。てなわけで、19日の土曜日に帰宅。日常活が戻ってきました。
この間、入院中は個室を選択したので、ポケットwifiを使ってネットに接続。話題はオリンピック開催の是非を問うものが多いのですが、正直腹立たしい。
菅総理は、「安心、安全なオリンピック」と言うだけで、具体的にどうやれば安心安全になるのかということを一言も語りません。
個人的には「安心安全教」の教祖になったみたい。安心安全を実際に行うのは取り巻き?さらに言えば、国民にはワクチンという餌をぶら下げておけばいいんだ、という態度が見え見え。
一方で、オリンピック開会式の入場者は、一般観客とば別枠で関係者1万人にしているみたいで、実に不思議。国民と医療関係者への負担は継続し、オリンピック関係者だけ優遇というのが見え見え。
もう少しまともな政権かと思っていましたが、私の個人的評価は地に落ちた感じ。恨みは選挙ではらそうと思っています。なお今後の更新頻度は、今までより少し落とそうかなと思っています。
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再々カムバックですね!
これからは、無理せずにhokuさんのペースで、記事をアップしていってください。早期退職者の先輩として、これからもいろいろなことをご教示くださいね。