今回はこれまでになく充実したバンコク5泊6日旅行だったなと思いながら、昨日帰国日を迎えました。今回の記事の前半は羽田空港で最寄り駅に向かうリムジンバスを待っているときに書きました。
昨日、ホテルをチェックアウトするとき、ドアノブに袋に入った日本経済新聞の朝刊がかけられていて、ホテルのビュッフェ朝食を食べながらそれを読んでいました。
17面まで読み進めると「2019年、暮らしはどうなる?」という見出しがあり、まずは消費増税についての解説。来年10月に食料品等を除いた消費に対して、消費税が8から10%になるということです。
ちなみに我が家の一か月の家計費は、私の海外旅行費用を除いて12万円ぐらい。早期退職をした当時は15万ぐらいの時もありましたが、節約を徹底し、自炊を増やした関係で、一時は10~11万ぐらいまで減少。
ところがここ2年ぐらいで食費が妙に上昇。それまでは月3万円台で何とかなっていたのに、ここのところは4万円台で推移しています。
食事内容はそれほど変わっていませんから、要するに私が購入するような食品の値段が一様に2割ぐらいアップしたということのようです。ということは、来年度の我が家の家計をおおまかに考えると、支出が12万。
そのうち5万ぐらいが食材で、これらは消費増税の影響を受けません。従って増税の影響を受けるのは7万ぐらい。2%アップですから、月にすると1400円。
まあこのぐらいなら何とか吸収できるかなというレベルですが、万が一同時に年金が減り、社会保障費の負担も増えると、さすがにその影響は無視できないなと感じます。
一方、消費増税による景気の落ち込みを防ぐために、政府はいろいろな優遇措置を講じているわけで、そういったことが重なれば、財政基盤はますます怪しくなり、さらに増税ということも考えられそう。
まあどこまで行ってもキリがないということになるわけで、そうなると庶民としては現実の家計対策より、10年20年先を見据えていないといけないということになりそう。
さらに言えば、人生100年時代とここ数年言われるようになり、もともと健康に自信がなかった私は、当初70歳ぐらいまで命が持てばいいかな思って、早期退職後の計画を立てていました。
しかし現実にはクモ膜下出血という大病を何とかしのぎ、海外旅行に出かける気力も感じるようになり、この先は「万が一90歳を超えるまで生き抜いてしまったら」という逆のリスクも感じるようになっています。
その意味では人生100年時代はいくら何でも大げさだとは思いますが、95歳ぐらいまでの生活費と資産の動きは把握しておかないといけないのではと思うようになっています。
また経済面で何とかなっても、健康面はどうなるかという不安もあります。生きてはいるけど介護を必要とするとか、さらには認知症、その他の病気のリスクもあります。
そしてさらに大事なことは、健康で経済基盤が持ちこたえたとしても、生活そのものを充実したものにするためには何が必要なのかということを考えるようになっています。
そのためには、様々なことに新たに挑戦する気構えや、さらには地域とのつながりの構築といったことまで考慮する必要があるなと思うようになっています。
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まだ早期退職したわけではないので、実際の生活費というものがどの程度かかるのか想像の域を出ません。この辺が少々不安なところです。
ところで、バンコクの老人たちはどのようにして生活を成り立たせているのでしょうか?