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帰国してテレビを見ると、オリンピックの話題がたっぷり。どのチャンネルも特集記事が組まれているようですが、これはこれでいつもよりずっといいなと感じています。
ただゴールデンタイムの時間帯になると、時差の関係か最新情報は入ってこなくなり、いつものクイズ番組らしきものが溢れ、ちょっとがっかりです。 それはそれとして、活躍している選手の年齢が気になります。私がオリンピックという言葉を意識したのは1964年の東京オリンピックで、ここでも数々の選手が活躍したことを今でも覚えています。 当時の年齢が11歳。当然ながら、活躍している選手は、小学生の目から見ればみんなお兄ちゃんやお姉ちゃん、場合によってはおじさん、おばさんです。 ところが、やがて20代、30代と年をとるにつれ、こういったスポーツ選手と自分は同年齢になっているんだなと言う意識が芽生えました。 同じ年代の中で、世界一とか日本一というように騒がれている人がいて、もう片方に一般庶民の中の一員としての自分がいる、という心境でしょうか。 これがさらに40代になってくると、ほとんどのスポーツ選手は自分より下の年齢になってきますので、さすが若さだなあと、妙なところで評価をしたりするようになります。同時に自分にはもう絶対に無理だと思える気持ちも生まれます。 50代になると、もはや自分の息子や娘と呼んでもおかしくないような年代の選手が表れ、今度は自分自身の子供と比較して、「やっぱり我が家は庶民だ」と思わざるを得ない心境です。 そして60代。今活躍しているオリンピック選手の年齢より30~45歳ぐらい年上になり、競泳選手の体の大きさに驚愕し、バスケットやバレーの選手の身長にびっくりし、さらに日本国籍でありながらカタカナの混じった名前で国際化を実感しています。 日本人が日本人らしい体型で戦っていた52年前のオリンピックと現在のオリンピックの違いをあちこちで感じますが、変わらないのは、やはり日本人選手が活躍する姿を見るのはうれしいという感情。 頑張っているのは普段の生活では全く縁もゆかりもない人たちですが、なぜか日本と言う国の代表として考えると、不思議に応援したくなります。 テレビの解説を聞いていても、や、はり解説者はどうしても日本びいきになってしまうのか、相手選手に対して「そこまで言うか」という気分になることもありますが、やはり気持ちが言葉に出てしまうのかなと思っています。 ちなみに1965年の平均寿命は男性が67.7歳、女性が74.7歳でした。私は現在63歳ですから、当時の感覚からすれば、体力がない割によく頑張っているという評価になりそうです。 現在は80.5歳と86.5歳。ということは東京オリンピックを見ていた多くの高齢者の年齢は60代だったのに、今は70代が高齢者としてオリンピックを見ているということになり、この50年で年齢構成も様変わりしているなと感じます。 ということは私の場合平均寿命まで、あと4回オリンピックを楽しめるということになりそうです。 |
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