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マイナス金利の影響が、個人預金者にもはっきり表れてきました。今日の朝刊に「三井住友銀行」が普通預金金利を16日から0.001%にするという記事が出ています。
要するに銀行にお金を預けても、銀行はそのお金を運用し、利益を出すことができないということですね。 銀行の業務と言うのは、本来なら預金者から預かったお金を、必要な企業や個人に貸し出して、その利ザヤが収入になるのだと解釈しています。 ところがバブル崩壊で痛い目にあったせいか、怪しい企業や個人に貸し出すより国債を買ってわずかな金利で運用していた方が良いという結論になっていたようです。 つまり銀行が銀行の役目をなしていないということで、これに業を煮やした日銀が、銀行に投資や貸し出しを促すためマイナス金利にしたということなのかもしれませんん。 しかし折しも個人消費はマイナスに落ち込み、中国経済も減速となれば、お金を借りたいという企業や個人もいなくなるわけで、銀行は進退窮まって預金者の金利を下げるという、ある意味暴挙?に打って出たと言えそうです。 それにしても0.02%から0.001%と言うのは衝撃的です。新聞でも、100万円を預金して利息が200円から10円になったと書かれていますが、実際にはそこからさらに税金が引かれるので、手元に残る利息は160円弱から8円弱になったということです。 金利に注目すれば20分の1になっということです。一方必要に迫られてお金を借りようと思うと、「ずいぶん金利が下がりました」と言いながら2%ぐらいの金利を提示されるわけですから、0.001%に比べると、なんと2000倍の高金利です。 新聞では三井住友銀行となっていますが、三菱東京UFJやみずほも追随する可能性があると書かれています。私は東京三菱に口座を持っていますが、そうなったら早期に口座を閉じようと思います。 まあささやかな抵抗ですが、引き出したお金はネット銀行やゆうちょ銀行に預けるしかないかなと思っています。 しかしお金のない高齢者はもとより、本来多額の余裕資金を持っていると思われる一部の高齢者はどう思っているのか?1000万円の預金があっても利息は100円。1億円あっても1000円。 これじゃ無駄な消費は出来ないなとますます支出を減らすような気もしますので、お金の動きはますます鈍くなるような気もします。 |
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