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昨日の記事で情報格差が資産形成に大きな影響を与えると書きました。もちろんこれで正しいと思っていますが、ではその情報とはいったいどこから得るのか?
そして得た情報をどのように処理して自分自身の資産形成に役立てるのかというと、これが結構大変です。だからこそ若いうちからそういった経験を積む必要があると言うことだと思います。 というわけで情報の出所というのを考えているのですが、例えば新たに投資をしようと思ったとき、どんな形態の情報を参考にするのかという問題があります。 これについては私は大まかに分けて4つぐらいの情報の出所があるのではないかと思っています。その第一はネットの情報。ともかくリアルタイムで次から次へと情報が入ってきます。 ただしそういった客観的な事実を元にして、いわゆる金融関係のプロといわれる人たちが様々な見解を発信し、さらに例えば株式投資なら、経験年数も定かでない素人株式投資家が自身のブログ等で見解を述べ、またヤフー等の株式情報のページでは銘柄ごとに掲示板が設置され、様々な人が意見を述べていルことも事実です。 総じて、客観的な情報はあっという間に拡散するなという印象を持っていますが、それをどう判断するかと言うのはネット上ではプロから昨日今日投資を始めたと言う人までが、同じように意見を述べ合うことが出来ますから、情報は正しくても解釈は千差万別と言うことになりがちだなと感じています。 そして次の情報源がテレビやラジオ等のマスコミでしょうか?これらは視聴率の縛りがあり、放送の倫理規定もあるのだと思われるのですが、あまりセンセーショナルなことは言いません。しかし、視聴率のために一つの事例を面白おかしく、若しくは一部を強調して報道することがあるなと思っています。 同じマスコミの中でもそこへ行くと新聞や雑誌(投資や経済関係の専門雑誌を除いたもの)の場合は、文字に残っているので、あまり迂闊なことや極端な論調は避けざるを得ないのではと思っています。(ただし見出しは興味を惹くようなものが多いですね) つまりそういった自省力が働くことによって、割りと公正かつ客観的な意見が掲載されているように感じられます。(ただし新聞にも一応編集方針があるようで、安保法制のニュースなんかは、会社によってかなり偏りがあったようです) そして最後に来るのが、自分自身の普段の生活を通して周りの状況を見た判断でしょうか?政府がいくら景気は回復しているとか、物価は上がっていると言っていても、実際どうなのかは近所のスーパーに行くとある程度判別できるなと思っています。 というわけで、ネット、テレビ・ラジオ、新聞・雑誌、個人の生活環境からの情報、といったものを考慮しながら、適切な資産形成を目指すと言うのが王道だと思います。 そのことが分かっていれば、「ちょっとうまい話があるんだけど」という個人的な勧誘や、某株式雑誌にこの銘柄が上がると紹介されていたとか、ネットでこの投資信託の成績が抜群だと出ていたというような、個別の話だけを鵜呑みにして、投資をするのが以下に危険かと言うことが分かるかと思います。 情報格差はもちろん大きな要素ですが、それを処理する側、つまり自分の総合的な判断力も磨かないと、現代社会では資産形成は難しいということだと思います。 |
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