今日は良い天気でした。朝少しだけバンコク旅行記を書いて、10時半過ぎに久し振りに都内へ。目的地は
銀座の山野楽器。和光の隣です。
目的はフルート。このところ
フルート教室に通い出して、俄かにフルート演奏への情熱が掻き立てられています。もともと音楽が大好きで、大学時代はクラシックギターを練習し、就職後音楽好きが嵩じて吹奏楽部の顧問へ。
どうせならと思い、
生徒と一緒にフルートで合奏。楽しい経験でした。指揮の真似事もしました。自分の指揮棒が真下に向かって打ち下ろされたとき、楽器が一斉に鳴り出すと言う経験は得がたいものです。
その後、もっとうまくなりたいと思い、職場近くのフルート教室に通い、ここで基礎を教えてもらい、その後数年間社会人バンドの末席で吹いていたこともありますが、仕事が忙しくなって継続を断念。
しかしちょっとしたことがきっかけで、今年の春から実に20年ぶりぐらいに再開。しかし一人での練習は刺激がないので限界があるなと思い、ネットで我が家の近くのフルート教室を検索。
幸いにもひじょうに明るく元気付けてくれる先生にめぐり合え、毎回、基礎が出来ていないなあと思いつつも、練習意欲を掻き立てられています。
そんな中、
手持ちのフルートもすでに25年以上使っていて、物持ちが良いとはいえ、さすがにそろそろ交換かなと思えてきたので、とりあえずどの程度の価格のフルートがあるのか見てこようと思い山野楽器へ。
建物は8階建てぐらいだったと思いますが、管楽器でワンフロアが占められていて、陳列されているフルートは中古も含めてざっと300本ぐらい?
値段は5万円ぐらいの練習モデルから、1本300万ぐらいのプロ用モデルまであり、そのキラキラした威容を見ただけで、ちょっと吹いてみたいという気持ちが萎縮しました。
しかしフルート1本が車1台に相当する金額ですから、もし買うとしたら「こりゃ大変だな」と言うのが率直な感想です。また買ってはみたものの、結局ろくな練習をせずに飾っておくのでは、コストパフォーマンスが悪すぎます。
ちなみに今使っているボロボロのフルートは、ボーナスをはたいて当時30万ぐらいした楽器ですから、新たに買おうと思えば当然次のグレードの
50万以上の楽器と言うことになります。
100万ぐらいの楽器になると、プロが使っている場合も多いのですが、アマチュアの場合、別段演奏会に使うわけでもなく、せいぜいが発表会。後は日常的に練習していて良い音が出て吹きやすければ良い訳ですから、無闇に高い楽器を買ってもしょうがないです。
ただ以前も書きましたが、早いうちに良い楽器を買って練習に励めば、より良い音楽を演奏することが出来る可能性がある反面、資産の目減りが避けられません。
一方散々悩んで70歳を過ぎて買うというのも、自分の寿命を考えると、「
今更この年齢で買う必要があるのか?」と当然悩むと思います。
さてどうするか?海外旅行に行かなければ買えるだろうなと思うのですが、私は欲張りなので、やりたいことは全部やりたいとおもっています。その意味で取捨選択や優先順位の決定が重要だなと感じています。
- 関連記事
-