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今日の毎日新聞朝刊。相変らずアシアナ航空機の事故が大きく取り上げられていますが、実に不思議なことに機長さんからコメントがいまだにまったく出てきません。
海外の航空会社なので事情聴取できないのかなと思っているのですが、いまだに空港が閉鎖されている現状を見ると、どうして操縦士からのコメントがないのか不思議です。またこういった場合ブラックボックスの回収はどうなっているのか?これについても不明。 たまたまというか、ちょうどセウォル号沈没からほぼ1年目を迎えた時期に、こういった事故が起きたことも衝撃的で、韓国の人もがっかりしているかもしれません。 それはそれとして、私が注目した記事は、経済欄のコラムに書かれた元駐中国大使だった丹羽宇一郎さんという方が書いた「経済観測」というコラムです。 この中にいくつか注目すべき文章がありました。「株価高が目立つこのごろ、資産がある人たちは現金こそじかに手にしてはいないようであるが・・・・」という部分で、これは要するに資産家たちが保有している株価が上昇した結果、見かけ上資産が増えているということです。 さらに深読みすれば、こういった資産家と呼ばれる方は、儲けが出たからと言ってすぐに利益を出すため株を売るということはあまりなく、単に保有を続けるという傾向が強いように思います。 ここからが実は問題だなと思うのですが、当然この先株価に何らかの暴落等が起きれば、その資産は激減することになります。しかし資産家と言われている人たちは、株価だけで生計を維持しているわけではないと思うので、激減しても生活にはあまり影響はないということになりそうです。 まことにうらやましい境遇ですが、単に保有を続けるという行動には、実はもう一つの側面がありそうだということに気がつきました。 それは仮に余剰資産が現金で1億あったとしても、すでにそういった方は大きな自宅を保有し、立派な車を持ち、最新の電気製品を揃えているでしょうから、それ以上買うものはないという現実に直面するということです。(つまり何もしなくてもお金がたまるという状況です) 海外旅行にファーストクラスの飛行機で行き、1泊何十万もするホテルに宿泊したとしても、消費金額は億という桁からすれば、高が知れています。またそんな旅行でその人が本当に満足できるのかということも気になります。(やっかみがあるかもしれませんが) というわけで、資産家は資産家なりの苦労があり、何でも自由にできるというお金を手に入れても、必ずしもそれが幸せな生活を意味するわけではないのではと感じています。 ないよりはあったほうが良いと思われるお金ですが、充実した生活を行うための必要金額というのは、案外少なくてすむかもしれません。 結局自分にとって必要なものにお金をかければ良いということで、そのお金がそれなりに準備できていれば、幸せな人生になるということだと思います。(これまた当たり前の結論に思えてしまいますが) |
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