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日本では消費増税後、低所得者と言われている人たちに生活がより厳しくなった人が増え、今後はそれをどうするかということが問題になっています。
バンコクの経済的な成長は中国等に較べると低いと思われますが、日本に較べればまだまだ成長余力がありそうです。日本資本の企業もどんどん増え、レストラン街では、日本のフードコートと何ら変わりのない店名が溢れています。 そんな中地元の若い子達もそういったレストランを気軽に利用できるような経済成長が進んでいるようで、その昔私が若い頃、「スカイラーク」という洋食レストランが出来て、すごくうまいんだと聞いたのと同様な噂が、バンコクッ子の間で流れているのではと思われます。 一方近代定なビルのちょっと横の路地にはいると、日本で言うところの戦後の闇市(実際には見たことありませんが)を思わせるような市場や食べ物屋さんがあって、そこには着飾った人たちは別の地元の庶民層が群がっています。 さらに路上にはそういった市場すら利用できないような人たちが座り込んでいて、物乞いをしたり、それすら出来ない人は、どこから手に入れたか分からないような酒を飲んで、ドローンとした目で座り込んでいます。 貧富の差が激しい、と言ってしまえばそれまでですが、ともかくいろいろな人がいて、その人の立場ごとに少しでも生活を良くしようと賢明にはたらいている人もいますし、そうでなく完璧にドロップアウトした人もいるということです。 だから今のタイはどうたらこうたらというつもりはまったくなく、そういった現状と日本を常に比較して見ていると、日本社会は消費増税が決まったとはいえ、ともかく洗練された、成熟した国だなとつくづく感じてしまいます。 ちなみにこちらに来ていると、食べ物で物価を考えることが多いのですが、(乗り物料金はかなり安いので、比較できないと思っています)バンコクでもショッピングモールの有名レストランはどんどん値上げされているようで、メニューのあちこちに価格の切り貼りが目立ちます。 私が食べているのは1食150~300バーツ、すなわち500円から1000円ぐらいのものです。これにビールの小瓶を1本付けて800~1500円ぐらいだと思います。 これが地元の人が利用するような食堂やフードコートになると、1食300~500円ぐらい。さらに屋台になると、利用したことがないので実態は分からないのですが、たぶん100~300円ぐらい。当たり前ですが、食事にも歴然とした階層の差が出来ています。 日本人観光客の中には、安い、面白いという理由で屋台料理を食べている人もいるようですが、現地の人にとっては、ある意味生活防衛のための屋台利用なんだなと言うことがよく分かります。 しかし町中に溢れている、あの屋台料理の食材は、どこからどのように調達しているのか?売れ残った焼き魚等はどうするのか?別に知る必要はないことですが、どこかで材料を調達しているはずで、まだまだバンコクの食は奥が深いなと感じます。 |
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