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一昨日書いたマクロスライドのことが気になって、ちょっとだけ表計算ソフトで計算してみました。年金の収入が、年200万円あった場合、新聞記事に書いてあったように物価が上がったとき、その分受給額が上昇しなかったらどうなるかということです。
これは単純に表計算ソフトで次々に掛け算していけば求まるわけですが、今後毎年0.5%ずつ年金が増えていく場合と1%ずつ増えていく場合を比較しました。 さらに現状で支出が200万あって、今後毎年2%ずつり物価が上昇したらどうなるかということも計算。結果は以下の通り。
ごくごく単純な計算で、実際には加齢に伴って家計支出も減少するはずですから、物価が2%ずつ上昇しても、生活は苦しくならないということも考えられますが、その分医療費が高額になっている可能性もありますから、こういう単純比較も意味があると思います。 それにしても、1%という小さな利率の割合いが、20年、25年と経過すると、実に大きな差になって現れるということがよく分かります。 合計金額から分かることは、現在と同じ生活を維持しながら25年間過ごそうとすると、下手をすると1200万以上足りなくなる可能性があるということです。 逆に言えば、現時点で家計の収支がぴったりプラスマイナスゼロで納まっている人でも、貯金が1200万円ないと、この先同じ生活は維持できないということです。 ましてや今現在、年金を貰っても貯金を取り崩している我が家のような場合、その差額はさらに上昇します。またこの計算は200万というかなり小さな数字を基本に計算していますので、年金収入が300万あって支出が現状で300万ある人は、すべての数字が1.5倍になりますから、25年後の差額も1.5倍の1800万となります。 実際問題、こんな勢いで物価が上昇するとは思えませんし、またそんな政治をやったら、多数の高齢者が反発し政権は崩壊すると思われます。 しかし現状の年金財政の動きを見ていると、最悪の場合、こういったシミュレーションも考慮しないといけない状況になりつつあるような気もします。 一方だったら65歳から年金を受給するのではなく、60歳から減額を覚悟で繰上げ受給し、それを貯蓄や投資にまわしたら、もう少し状況は改善するかもしれないなとも思えます。(0.5%しか上がらないなら、それより少し利率の良い投資商品を探した方が良いかも、ということです) しかしそこまでシミュレーションをするのは、私の力量ではちょっと無理みたいです。 |
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