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年金資金運用計画で、株式投資の割合を増やそうという方針が決まるようなら、当然日本を代表する銘柄に買いが入るような気がします。
無闇に株式投資の割合を増やしてもらっては困るなとは思っていますが、私個人が年金の支給額に影響するような投資はやめてくれと騒いでも、今の自民党政権にはまったく通用しないように思われます。 だとすれば庶民の知恵として、株式への資金流入が予想されるなら、そういった買いが入りそうな銘柄を、今のうちに買っておくという戦略は当然ありそうな気がします。 ただし株式投資や投資信託を運用するプロたちは、そんなことはすでに分かりきっているはずですから、現在の株価がそういった予想をすでに織り込んでいるとも考えられます。 だとすると今から買えば、実際に運用が決まったとき少しだけ上がるということを楽しめる可能性もありますが、やっぱり運用は危険なのでやめよう、となったときは損失をこうむることになります。 どちらが正しいのかはまったく分かりませんが、株価というのは、こういった常に相反する要素の影響を受けて形成されると思っています。従って、単純に上がるとか下がるということを予想するのはほとんど不可能です。 しかし先日来、株式投資を再び初めて、過去に売買を行った銘柄の株価をあらためて比較してみましたが、たまたまアベノミクスの効果で今は日経平均が15000円前後になっていることもあるのか、いまだに同じような価格で低迷している銘柄もありましたが、中には株価が3倍ぐらいになっているものもありました。 個人的な感触ですが、15年ぐらい前に、たまたま買った銘柄が10あったとして、それを保持し続けたら、株価がマイナスになった企業は2つぐらい、ほぼ同等が3つぐらい。少しプラスが3つぐらい、3倍ぐらいになった銘柄が2つぐらいあるような気がします。 ということはそれらをすべてトータルすれば銀行の利率よりは高くなっていたかもしれないなと思われます。しかしこれも15年という長い期間のなかで、今たまたま少し日経平均が上がっているので実現できたことで、もし相変わらず日経平均が10000円前後だったら、今も損失を抱えていたかもしれません。 というわけで長く持てば儲かるということには必ずしもならないという先日の結論と同じ結果が予想できるのですが、シニアの場合、もう一つ要素があるなと思えてきました。 それは現役時代に比べると、残された時間が少ないということで、60代になった私が今から15年後に資産を倍増させたとしても、それは遺産にはなりますが、自分ではほとんど利用できない資産となってしまいそうです。 つまり私の場合は、自分の生活を豊かにするために投資を行うならば、後5年ぐらいは投資を試みてもいいけれど、その先は自分のために資産を消費した方がよいという結論になります。 従ってシニアという年代では長期投資と言う視点はあまり意味がないなと思えるようになってきました。その意味では40歳前後から20年後ぐらいを見据えて、少しずつ投資を行うという姿勢が良いのかもしれません。 |
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