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総務省から2013年度の家計調査報告が発表されたと言う新聞記事があったので、ネットで総務省のページを検索し、内容を見ています。
最初に出ている数値が消費支出の対前年増減率となっていますが、消費支出の月平均額も出ていますので参考になります。それによれば2013年は二人以上世帯の消費支出の平均が一ヶ月290454円だそうで、前年度より1.0%の増加。 多いように思えるか少ないように思えるかは個々の家庭の状況にもよると思いますが、これで1年間過ごせば支出は360万円。これに税金や保険料を多めに加えて考えて400~450万が一般的な総支出でしょうか? 振り返ってみると我が家もだいたいこんなもんだったかなと言う気はします。後はこの支出と収入の差が、住宅ローン等の返済や貯蓄に回ると思われます。 一方単身世帯ですが、こちらは高齢者や若者世帯になるのかなと思われます。一ヶ月の支出額が160776円で、前年度より2.3%の増加。 単身世帯のほうが増加率が多いと言うことは、これ以上切り詰められない家計の中で円安による物価の値上がりが響いているのかなと推測できそうです。 では何が原因で消費額が増えているのか?下のほうにグラフがあり、突出して多いのが食費。次が教養・娯楽費。遊ぶ金が増えたということですね。(遊ぶ金そのものが値上がりしていると言うことで、遊びが増えたわけでは無いと思います)さらに交通、通信費。スマホ代でしょうか? 一方減少したのは高熱水道費。皆さんの節約志向が高まっているあらわれかと思います。さらに教育費。塾や習い事の費用を抑える傾向があるのではと思われます。 また税金や社会保険料は両者ともに4%以上の増加だそうで、知らないうちに少しずつ締め付けが厳しくなっているように思います。 結局全体を見ると、収入はわずかに上昇傾向があるものの、実質的はその上昇が物価の上昇に追いついていないため、あちこち切り詰めざるを得ない状況だということです。 消費額が上がったと言っても、それは必要に迫られて買ったものが物価高の影響で高くなっているため、見かけ上消費額が上がったと言うことになり、実感としては「生活が苦しくなった」と言うことだと思います。 この影響は特に、年金収入に依存している方や非正規労働者の方たちの生活を直撃しているようです、今日の毎日新聞朝刊には、「物価と暮らし デフレからインフレへ」という記事があり、ここで実際に年金で暮らしている方の嘆きが掲載されています。 内容を読んで思ったことは、先ず自身の健康状態をいかに良好に保つかということ。二つ目が、出来る限り早めに住む場所を確保すること。三つ目は住宅ローンを早期に完済し、日々のローン負担を減らすこと。つまり年金生活になってから住宅ローンや家賃を払い続けるのは大変だと言うことです。 四つ目は新聞には書いてありませんが、自治体からの各種支援制度を活用すること。五つ目は、先を見通す力と情報を得る努力をすることでしょうか?自分自身に言い聞かせながらまとめています。 |
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