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昨晩、夕食を食べながらNHKを何気なく見ていたら、「コレクティブハウス」という共同生活の紹介をやっていました。耳慣れない言葉と、そこに住んで生活している方の中に私と同年代の一人暮らしの方がいるということで興味を惹かれました。
「コレクティブハウス」という言葉をウィキペディアで調べてみると、北欧で発展したライフスタイルのようです。内容は「仲間や親しい人々が生活を共同で行うスタイル」となっています。 最近良く耳にするシェアハウスとの違いは、各戸に台所、浴室、トイレがある上で、共同の食堂や育児室があるということです。つまり個人の最低限のプライバシーを尊重しつつ、必要に応じて共同で作業を行うことが出来るというものです。 これによって、孤立しそうな人を共同体に取り込み、精神的な支えや、実際の助け合いを行うということのようで、超高齢化社会を迎える日本の高齢者にとって、こういった施設の重要性は今後増加していくようにも思えます。 ウィキペディアには、長所と短所もまとめられています。長所は ・ 雑用をシェアできるので時間と金銭的な負担が軽減される ・ 孤独感からの解放とセキュリティ上の安心感 ・ 病気等でも互いに看護、介護を受けられる可能性がある 一方短所は、私が予想したとおりですが ・ 感情のもつれや生き方の違いから人間関係がもつれる ・ 共同生活が我慢できずに共同体の中で孤立する なんてことが書かれています。 NHKの番組では、60歳を越えて一人で生活していくときの孤独感は言葉では言いあらわせないというコメントを口にする方がいましたが、確かに実感できるなと私も思います。 しかし、ではそれが共同体で生活することによって充足できるかと言うと、必ずしもうまくいかないことも多いように思います。 そもそも夫婦として生活していても孤独感を覚えることはあるはずですし、一人で生活していても、日々やりたいことが豊富にあり、忙しくて孤独を感じる暇もないという人もいるかもしれません。(これは私が目指している道かなとも思えます) また性格によっては、共同体と言うものにうまく溶け込めない人もいるのではないかなと思えます。その意味では神経質な私のような人間には向かないかもと言う先入観が若干あります。 では将来体調不良で体が動かなくなってきたときどうするのか?と問われれば、そうなったらそうなったで考えるしかないなと思っています。またそのような状態では、コレクティブハウスを利用することも出来ないはずです。 そうなると問題はやはり孤独感。「なんとなく寂しい」と感じるこの心をどうすべきなのか?自分自身の生き方そのものを問われているような気もします。 |
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