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今日は「こどもの日」です。我が家の近所でも、あちこちに大きなこいのぼりがはためいています。我が家もこどもが小学生ぐらいまでは、2階のもの干し場から小さなこいのぼりを飾っていたことを思い出しました。
そう思って改めて近所を見ると、業者が設置するような大きなこいのぼりはあちこちにあるようですが、自分のこどもの成長を祝って軒先にこいのぼりを飾っているような家がめっきり減りました。 東京近郊のこのあたりの住宅地やマンションは、不況とともに土地代が下がり、首都圏に通う若いサラリーマンがどんどん引っ越してきて、小学校や中学校も比較的盛況を呈していましたが、ふと見回してみると、そういった年代の人はすでに50歳を越し、子供もどんどん成人になっているようです。 さらにここのところのアベノミクス効果?かどうか分かりませんが、成人した子供たちは都心回帰の様相があるようで、子供と一緒に住んでいる世帯はどんどん減少。 結局近所で見かけるのは、昔からこの地元で生活してきたおじいさん、おばあさんであり、この方たちの元には時折お孫さんたちが遊びに来ると言う雰囲気です。 一方50代、60代の私と同年代の世代は、子どもたちは独立し、夫婦だけで生活というパターンが増えています。そのせいかどうか、近所で家庭菜園を行っている人は激増。週末ともなれば、この地域の農協や園芸やさん、日用雑貨のお店はこれらの人たちで大混雑です。 もちろん私もその中の一人ですが、このまま行くと現在おじいさんおばあさんとなっている方たちも、後20年ぐらいでいなくなり、その次は私たちの年代です。 その頃はさらに都市近郊の衛星都市?でありながら過疎化が進み、一人住まいの老人が増え、場合によっては孤立、と言うことも考えられるなと想像してしまいます。 さてどうなるのか?と考えてもしょうがないのですが、新聞では「子ども人口33年連続減」という見出しが躍り、いまや14歳以下の子どもが総人口に占める割合は12.8%になってしまったようです。 ということは日本人8人の内、こどもは一人しかいないということで、小学生の運動会で、子どもの数より親の数(観戦者)のほうが多いと言う実態が良く分かります。 総務省統計局のページでグラフを見てみると、減少の勢いは少しずつ緩やかになっているものの、今の傾きを延長すれば、10年後の子どもの数は、今の1633万人から1500万人ぐらいにまで減ってしまうように見えます。 この現状を政治家たちはどう見ていて、どう改善するつもりなのか?保育所がどうたらこうたらというような議論も必要なのかもしれませんが、おおもとは生物学的な問題かもしれません。 単純に考えればいいと思うのですが、要するに子どもを作って苦労して育てるよりも、もっとも面白いことが世の中にいっぱいある、ということを多くの人が知ってしまったと言うことなのかなと思えます。 この事態に少子化担当大臣は何をしているのでしょうか?子どもの日に当たって、何かコメントすることはないのかなと思って調べてみると、どうやら税金を使ってアメリカに外遊しているようです。 |
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