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都知事選の告示が間近に迫り、テレビではいろいろと候補者の主張の違いをニュースで報道しています。「なるほど、なるほど」と思って見ているのですが、佳境に入ったと思われる頃突然画面が切り替わり甲高い音が流れ出します。
「えっ?」と思って改めて画面を注視すると、コマーシャルです。私はいつも夕方5時半ぐらいに夕食の準備を始めるのですが、ちょうどその頃から各局は様々なニュースを流し始めます。 中には5分ニュース。その後延々と5分ぐらいコマーシャルというのを繰り返しているような番組もあり、6時頃になって、再びまともなニュースをやり出したかと思ったら、「ここからはなんとか特集です」とアナウンサーが宣言します。 「いったい何の特集だ?」と思って一瞬興味を惹かれますが、内容は食べ物やら、これまで何回も使い古されてきたような万引きやら、酔っぱらいの悪行、安売り合戦等、「どうしてこれが特集なんだろう?」と首を傾げるようなものばかりが報道されます。 一方で、こういった内容の方が視聴率が上がるのか、コマーシャルの方も頻繁に流れるようになり、製品名を選挙演説のようにひたすら連呼したり、同じ内容のものを2回繰り返したり、「あなたの健康はこんな風に脅かされている」と健康不安を煽ったりと、手を変え品を変え、「よしてくれよ」といいたくなる映像と音響を流し続けます。 民放だからしょうがないんだろうなあと思っていますが、テレビのミュート機能を頻繁に使うようになりました。 一方、ニュース以外の番組はどうかというと、テレビドラマは見始めれば面白いのかもしれませんが、「こんな事現実に起きるわけないだろう」とか「こんなに毎日頻繁に事件が起きていたらたまったもんじゃない」とか「いくら何でも、こんな口汚い会話をするか」なんて事を思ってしまうと、途端に興ざめ。 「そんなこと言ってたら、見るもんないじゃん」と息子には言われてしまいますが、実際見たいものがありません。結局食事をしながら気象情報とNHKのニュースを見て、それが終わるとそそくさとパソコン部屋にこもりブログを書いたりしています。 ニュース以外で見るのは、民放では「笑点」。NHKでは「囲碁、将棋」という極端な視聴者になってしまいました。テレビの持ち腐れだなあと感じます。それが理由かどうかは分かりませんが、今日の新聞には「テレビが売れない」という記事が出ています。 無理矢理デジタルテレビにさせられて、さらにエコポイントだので関心を煽った結果、確かに我が家もアナログから買い換えざるを得ず、一時期販売数は増えたのだと思います。 さらに各メーカーは立体テレビだの4Kテレビだの、大画面テレビだのを次々と発売しているように見えますが、私が当初思っていたとおり、肝心の番組内容が伴わないのでは売り上げが落ちて当たり前かと思います。 いくら画像の精細さを売り物にしても、その美しさを活かせる内容がないと、単に映像を細かく切り刻んだだけになります。あれがうまい、これがうまいという報道は、一定の視聴率を取れるのかもしれませんが、それを高精細画像で見てもしょうがないだろう、と言う気がします。 唯一、時々ニュースや討論番組に視聴者の意見がツイッターを使って流れることがありますが、あれは面白いかもと僅かな期待を持って見ています。 しかしグルメ番組でツイッターを採用したらどうなるのか?(もうしているのかもしれませんが)「食べたけどまずかった」なんて書き込みがあったら大変だろうなと思いますが、ネットの世界ではそれが当たり前になりつつあります。 |
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