旅行が好きなので、ある意味四六時中どこかに出かけることを考えています。年金暮らしになり、息子のための家事負担が減り、仕事は週3日の非常勤講師ですから、お気楽生活の極みかなと思っています。
そんな中、ちょっと前に書いたように息
子が2月に一ヶ月の短期留学。だとすると私もその間家事から解放される。しかも仕事の方は2月はほとんどなし。
そこまで条件が整えば、後はお金の問題だけですが、まあそれは何とかなると考えて、ここのところどこに行こうかと直前になっていろいろと候補地を選定しています。
そんな中、旅費を安く上げるためには最近流行の
LCC(Low Cost Carrier)の利用が結構大きなポイントになることがわかってきました。
というわけでLCCですが、どうやって運賃を下げているかというと
・ 特定区間の路線のみを運行
・ 使用機材の統一、整備の共通化と委託
・ 使用料の安いターミナルの利用、地方空港の利用、タラップによる搭乗
・ 機内食等のサービスの廃止または有料化
・ チケットをネットで販売
・ 手荷物の有料化、毛布、枕の有料化、エンターテインメントの省略
・ 座席数の増加
等々、いろいろな方策により、全体の運賃を縮小しているのかなと思いますが、乗客の立場で考えてみれば、必要のないものを提供され、
付加価値をつけて航空券代を高くすると言う方法自体に疑問を感じる人も多いと思います。
一部の旅行者が望んでいるのは、
出発地から目的地までの安全な運行であって、それ以外の部分は本来必要のないものです。
昔の長距離鈍行列車では、乗客が自ら必要な弁当や飲物を持ち込んで、座席は早めに行って確保し、車内では読書か睡眠。電車は単に移動するだけという用途で使われていました。
それがいつのまにか、より楽に、より便利に、より楽しく、という付加価値をどんどん付け加えて、本体以外の価格が高騰しているというのが現状かなと思います。
商品の本質的な価値を高める、という視点がいつの間にか失われ、
付加価値で商品を売るというのが最近の日本企業の傾向だと思うのですが、本当に必要なものだけを安く提供するという姿勢も必要かなと各種電気機器の分厚い説明書を見て感じています。
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いつも楽しく読ませていただいてます。
私たち夫婦は2009年にスペイン旅行を計画、
ビルバオ→バルセロナ間の移動を飛行機にしようと
ネットで調べていると1時間5分の飛行に1人3000円(ユーロは120円位でしょうか)しないのを発見しました。
余りの安さに気味が悪いからやめた方がいい等と思いながらも、イベリア航空が設立した事、日本人で利用した人がいる事などネットで調べて無理やり安心させて利用しました。
ビルバオ空港に到着するとその航空会社の大きな看板が有りほっとし、さらに私たちの予約がちゃんと取れているか確認してやっと安心したのでした。
今思い出すとほんとに笑い話ですが、こういうLCCと言われるものを知らなかったときは怖かったのですが、お金には替えられないとばかりに利用したのがさらに笑えます。
座席も非常口近辺は高いのですが、恐怖心でお金を払い予約、実際乗ってみるとガラガラで何かあっても一番に飛び出せそうでした。
日本にも普及してきましたが、まだ利用していません。家計管理ができたら…と考えています。