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昨日からの続きです。「定年後も働きたい」と答えている方にその理由を聞いています。
私が57歳で早期退職を決意したときは、心身共に疲れ果てていましたので、「積極的に働きたい」とは思っていませんでしたが、「出来る範囲で働いた方が良いだろう」とは思っていました。 理由は ・ そのまま働かずにいると社会との接点を失い、コミュニケーションの場が一挙に減ってしまう ・ 働くことによって、赤字を少しでも減らしたい ・ 60歳前に仕事をしないでフラフラする生活の世間体? ・ 息子への配慮 なんてことを考えていたように思います。そして60歳になっていた今年の4月からも非常勤講師の仕事を続けている理由は ・ なくても良いと思っていたが、たまたま知り合いの先生から頼まれた ・ 家計の補填、レジャー費の確保 ・ 社会との接点 ということでした。改めて振り返ってみても「社会との接点」は大事だなと思います。 そんなことを頭に浮かべながら昨日のアンケート結果を見ると、「住宅ローンの存在」「社会参加への実感」「再雇用の道があった」「働かざるを得ない」「家でゴロゴロしたくない」というような項目が目につきました。 人間というのは不思議なもので、「一人が一番気楽だ」なんて思っていながら、「自分が生きていることによって何らかの形で社会に貢献しているんだ」という満足感を得ようという気持ちがあるように思います。 つまりある意味生きている証を求めているとも言えそうですが、逆に言えば、「自分は社会からのけ者にされている」とか「相手にされていない」と思いこんでしまうと、一層孤独感を深めるということになりそうです。 そう言った気持ちに陥らないもっとも良い方法が「働く」とか「ボランティア活動」とか「地域活動」という、コミュニケーションを伴う活動だといえそうです。 しかし「働く」を選択した人も、いずれは「退職」するわけで、その時までにうまく「仕事をしない」場合の生活イメージを持っていないと、それこそ「何もすることがない」という現実に直面することになりそうです。 私の場合も、フルタイムから一気に何もしない生活に転換する事には無理があるなと思っていましたので、自分の自由になる時間を少しずつ増やしていき、最後はまったく働かない生活に徐々に転換していくという道を選ぼうと考えていたようにも思います。 |
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