新聞を読んでいると、この先
負担は増えるばかりという暗い見通ししか持てませんので、逆にそれなら資産を増やすしかないと思っているのですが、現実は・・・です。
57歳で
早期退職し、3年間赤字を抱えながらも無事60歳に到達。今は退職してからちょうど3年と4ヶ月が経過しました。この間年収は、3分の1から4分の1に減りましたが、ゼロではなかったので、当初のシミュレーションの最悪パターンは逃れています。
ざ~っと振り返ると、57歳から60歳までの
3年間の総支出は、大好きな旅行等のレジャー費や息子の教育費を含めて1000万。これに対して収入の方は、
非常勤講師の収入が3年間で300万ぐらい?
児童扶養手当や高校授業料無償化等の支援金が3年間で100万ぐらい?
ネットでの副収入が100万ぐらい。結果的に500万ほど資産が減少しましたが、退職金や自己年金で充当し、家計は持ちこたえました。
現状ですが、共済年金+非常勤講師+ネットでの副収入+自己年金が収入の柱になっています。ただし何回も書いているように、
自己年金は結果的に資産の減少を意味していますから、資産を減らさないためには前者の3つで支出を補えれば理想型だと思っています。
この中で収入増が今後見込まれるのは、体力が続けば非常勤講師、やる気や気力が続けばネットでの副収入だと思っています。
一方新聞紙上で高齢者に対する「負担増」が叫ばれていますから、それを相殺するためには、自身の
健康状態をなるべく保ち
医療費を抑制するために、ストレス解消(旅行や楽器演奏、音楽鑑賞、読書等)を目指し、適度な運動(ウォーキングやサイクリング)が必須だなと思っています。
さらに出来ることなら何らかの投資を行っていかないと、実質的に負担が増えてきたときに対応が出来ないと言うことにもなりそうです。
7月31日の新聞の経済企画特集で、経済評論家の木村佳子さんが、今後の日経平均株価を左右する要因として、
・ アメリカの金融緩和の行方
・ 中国のシャドウバンキング問題
・ ドイツ下院選挙
等を指摘していました。その意味で今後のブレは大きくなると予想しているのだと思いますが、いったん
利益確定優先も良いのではないかと結論づけています。
私の場合は参院選前に手持ちの投資信託をすべて売却し、わずかながらの利益を得て、まあその利益で
バンコク旅行を楽しんできたようなものですが、今後の方針がまだ決まっていません。
現状の家計は、収入と支出がほぼ拮抗していますので、なんとか生活維持は可能ですが、今後の負担増を考えると、あまりのんびりもしていられないなあと感じています。
それにしても
東南アジアの経済の発展力はすさまじいものがあります。混沌としていますが、雑草のような力強さを感じてしまいます。それに較べて日本は、一時的に大量の肥料で花はつけたものの、その花のその後の手入れが悪かったため、さしたる実も出来ず、さらに新芽も出ないままに、徐々に周りからの雑草に覆い尽くされていく樹木に見えてしょうがないです。
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御指摘の「自身の健康状態をなるべく保ち医療費を抑制する」ことは、本当に大事と思います。 私は、この件に関しては、最大の注意をしていますが、持病の高血圧は、如何ともし難い状況です。 その他、歯科には、歯周病予防のために歯石の手当をしに月一回は通っています。 歯の手入れは、身過ごしやすい点でしょうか、虫歯や歯周病になってから通院される方が多く、予防で通院される方は少ないようです。 私は、歯周病が小康状態とのことで、矢張り通院して良かったです。 放置したままでしたら、自分の歯を失うところでした。
歯医者さんの受け売りですが、歯を失えば、食物を食べる際に充分に味わうことも儘ならず、咀嚼も不十分になり、全身の健康には悪い影響を及ぼすそうです。
投資に関しては、元本を如何に確保するかが問題です。 私は、定時定額購入で、投信を現在も購入しているのですが、本来なら、今は、購入しない方が良いのです。 これから、世界的な金融緩和が終焉して行くと投資環境が変化し、株から債券に投資対象が重点変化するでしょうから、株価が下がれば、購入し、その後株価が上がれば売る、と云った手法が良いのでしょう。 でも、そうした投資手法で市場を出しぬくことが難しいので、定時定額購入(ドルコスト平均法)で投資をするのですから、矢張り、私は、少額で毎月購入します。
日本株投信は、今では、「さわかみ」ぐらいしか保有していませんし、これからは日本株投信も、日本株自体も購入する積りはありません。 日本株市場は、欧米と比べると、可也、異質です。 企業同士の持ち合いが未だに解消せず、加えて、株屋の不透明な取引が放置されています。 私には、破綻した山一証券が資産家に対して、株取引の損失補填をしていた事実を未だに忘れることが出来ないのです。 大金持ち優遇、とか云ったことでは無くて、商取引の公正さに疑いがあるからです。 これは、謂わば、日本の全てに云えることですが、、。
それにしても、「ネットでの副収入が100万ぐらい」とは、凄いですね。 この収入を拡充出来れば、充分に生活が出来るのではないのでしょうか。 私の周囲でもネットを活用して収入増を図りたい、との希望を御持ちの方々が多いのですが、残念ながら売りものになるものを御持ちでは無い方々が多いのです。 反面、特殊な趣味を御持ちの方々のみを対象にした商品を販売している御店は、ネットを活用した途端に売上が倍増したそうです。 別に変態趣味では無くて、軍用品(サープラス)を扱う個人商店ですが。 一般人には、ただのゴミと映るものが売れるのです。 どんな世界にもマニアは居るものです。 私もその内の一人ですが。