今日はちょっと早く目が醒めてしまったので、早朝の少しだけ涼しい内にと思い、40分ほど
ウォーキングをしてきました。常日頃から
節約生活を心がけていますが、その節約を成し遂げるためには、自分自身が
精神的にも肉体的にも健康であることが一番だと思っています。
以前も書きましたが、私は
自律神経失調症に近い症状で
早期退職をしましたが、退職をした3月31日と4月1日の気持ちの変化は劇的なものでした。体の中にたまっていた鉛のような重石がす~っと取れ、体重そのものが軽くなったような気分になって、あらためて在職中のストレスの大きさを感じました。
早期退職後は、先ず節約生活を送り、将来のシミュレーション通りに生活が進むかどうかを数か月ごとに検証すると共に、自身の健康状態をチェック。最終的に如何に
健康寿命を伸ばし、自立した生活が出来ない期間を如何に少なくするか、と言うことを目指して、健康に関するブログも書いています。
フルタイムの勤務を辞めた時点でもう一つ思ったことがあります。それは、自分という人間に対する
組織の後ろ盾がなくなったということです。
退職後は原則自由な生活が待っていますが、その分
すべての行動には自己責任が伴い、身分的なステータスもなく、それまでの仕事上の人間関係も基本的にすべてリセットされ、自分だけで生活を維持しなければならないという感覚です。
もちろん家族がいれば、それなりに精神的な安定を得ることも出来ますが、私のような
父子家庭の場合は、生活戦略のすべてを自己決定しなければならないということで、その意味では新たに知っておかなくてはいけない知識を自分で勉強する必要があります。
早期退職後に最初に考えたのは、
父子家庭に対する何らかの支援制度はないのかと言うことです。そこで改めて日頃から配布されている市の広報をすみずみまで読み、市のホームページの福祉の部分で制度について先ずは勉強。
すると、「
一人親支援制度」というものがあることを発見。市役所に行って聞いてみると、該当することが分かりその場で手続し、毎月数万の補助金を受け取ることが出来ました。(知らずに生活していれば、まったくお金は出ません)
その後息子の学校からは
授業料の補助の申請が届き、私自身の仕事にも絡んでいたのでこのことは知っていましたが、逆に受給する立場となり、改めて手続等の方法を確認。
さらにしばらくすると
国民年金保険料の請求通知が来ましたが、これもいろいろ調べてみると
免除制度があると言うことで、これまた市役所に行き、免除手続。
年度末には
確定申告となり、今度は税務署まで行き相談し、書類をもらいましたが、最後はネットで書類を作成。郵送で提出。まあ他にも、実際の年金はいくらもらえるのかとか、
老齢年金を繰上受給したらいくら減額されるのかとか、いろいろな知識が必要でした。
退職後新たなステージに入り、自己責任で生活を維持するのは、何でも好き勝手にやれるという自由さはありますが、生活維持という観点からは、かなり
老後についての様々な知識が必要だなと改めて思っています。
今日は朝のTBSで物価が上がっても年金は上がらない。どうする?というテーマで激論が闘わされていましたが、財源は限られていますから、これ以上良くなると言うことはあり得ない、という前提で生活を考えないといけないなと思っています。
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本当に仰るとおりです。 私は、一人身であることから、現役時代は、外食が多くて、馴染みの居酒屋で夕食代わりに「一杯」が多かったのですが、年金生活では、これは無理で、次第に遠ざかっていますし、世間的にもそうした状況であるようです。 ただ、年金振込日には、老齢者の客が多い、と御店の人に訊いたことがあります。
医療費が嵩めば、確定申告時に医療費控除の制度があるのですが、この該当額の10万円が微妙な金額で、領収書を集めて計算しても、何時もその金額を下回ります。 臨時に検査等で多額の医療費支出があれば別なのでしょうが。
先日の愚痴のように、臨時出費があっても年金額は一定なので、その金額は、別途預貯金等から取り崩すことになるので、年金生活にあっても、一定の預貯金は継続しないと自分の資産が減る一方になります。 その時点で、我々一般人は困るのですが、年金以外に副収入が有るかどうか、で事情は変わりますね。 私も一応投資はしていますが、何しろ元本が少額ですので、大した副収入にはなりません。 それでも、一応、毎月、一定額を投資に回していますが、年金生活突入と同時に、臨時出費があり、一部を取り崩してしまいました。 なかなか、ブログ主様のようには対応が出来ません。
>財源は限られていますから、これ以上良くなると言うことはあり得ない
残念ながら、今の政治では、削るのは、社会福祉と年金等高齢者への支出しか無いのでしょうし、そう云う方向へのマスコミを通じた世論誘導が為されていますね。 企業へのあらゆる補助・優遇政策はこれからも為されるのですが、国民の生活向上は後廻しにされることでしょう。 それで、日本経済が再生し、国家財政が健全になれば、我慢もしますが、そうはならない、と私自身は確信していますので憂鬱です。
黒田日銀の「異次元金融緩和」も、経済停滞の結果であるデフレを、本末転頭して、デフレが原因で経済停滞していると誤って理解した結果の政策なので、根本から間違っています。 安倍政権の成長戦略も、補助金等々で政府が揺りかごから墓場まで企業を優遇しても、世界で勝つ企業は育てることは出来ません。 真の成長する企業は、政治の介入を排して、自身の力量で勝負します。 これも政治の判断誤りです。 こうして観ると、日本経済に未来は無い、と思えます。 でも、イタリアのように政府がこけても、国民は自ら生きれば良いのでしょう。 頑張らなくては。