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今日の朝刊に「国民年金納付 6割未満」という記事が出ていました。内容を読むと、昨年度の納付率は59.0%だったが、前年度は58.7%だったので、0.3%改善したというものです。
目標は60%だったそうで、目標には届かなかったものの、7年ぶりに上昇率が改善したそうです。 年代別の納付率は 55~59歳:72.17% ↓ 30~34歳:49.4% 25~29歳:46.8% だそうで、年代が低くなると納付率も低くなっています。 納付率が上がらない原因は ① 年期制度への不振 ② 低所得 ③ 非正規労働者の増加 等があげられていますが、それ以外に制度のメリットを知らない人も多いのではないかと思います。 早期退職をしてから国民年金保険料の納入通知が来ていましたが、請求書だけを見ると、送られた側は「何だかよく分からんけど、自分が生きているかどうかも分からない将来のために、今の収入に較べると妙に多額の現金を請求されるんだな」という感想を持つのではと思えました。 またパンフレットも文字が多く読みにくいです。そもそも文字を読んで納付するかどうかを決めると言うより、納付への義務感と金額が自分の収入にとって妥当かどうかを判断基準にしていると思えます。 文字が多いため、免除制度があるとか、その場合の手続はどうするのか、ということも読むのが面倒です。私も免除手続をしましたが、結局パンフレットの内容だけではよく分からず、最寄りの事務所に出向きました。 結局、「納付によってこういった数々のメリットがある」と言うことを、若い人にも分かりやすく説明したパンフレットを作ることが必要なのではと思えますがどうでしょうか。 一方、こういった分かりやすいパンフレットの作成は、公務員や年金機構の職員さんの発想では駄目なような気がします。民間の保険勧誘等のテクニックを導入するとよいのかなと思います。 公務員や機構側の発想としては、本来なら黙っていても納入してくれる国民性を前提にしているのだと思いますが、今の時代はメリットがないとお金は少しでも払いたくない、と考える人が多いはずです。 不信感も大きいのだと思いますが、誰もがメリットを享受できるという意識が浸透すれば、納付率は少しずつ上がっていく気がします。そのためにも、政府は年金の将来の見通しをきちんと明示する必要があると思います。 |
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