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しばらく前に東京電力の電気使用量のお知らせと共に、「電気料金メニューのご紹介」というあまり目立たないパンフレットが送られてきました。
そこには今利用している基本プランと共に「朝得プラン」「夜得プラン」「平日お得プラン」「土日お得プラン」の四つのプランが書かれていて、簡単な説明も加えられています。 我が家の場合は「半日お得プラン」が良いかなと思えたのですが、実際のところどうなのかは不明です。実際の利用状況と料金の関係を知るためには、パソコンを使って東京電力のページに行き、「でんき家計簿」を利用すると、得な料金プランが実態に合わせて分かると書いてあるので、今ちょっとやってみようとしました。 すると最初に会員登録をする画面が出てきます。無料だというのでクリックすると、利用規約というのがあらわれます。これが第1条から第26条まで延々と書かれていて、この利用規約に同意しないと先に進めません。 自分の利用状況を確認するだけなのになんでここまで細かい規定が必要なんだと思いつつ、とても読む気がしないので、適当に同意するをクリックして、さらにメールアドレスを記入。 送信すると、今度は指定されたメールに本登録用のメールアドレスが送られて来るというシステムです。送られてきたメールアドレスをクリックすると、今度は名前だの住所だの電話番号だのを入力する画面になります。 契約者番号が分かっていれば、すべての情報は東京電力側が持っているはずなのに、なぜいちいちここまで入力しないといけないのかと思いつつ、一応我慢して住所等を入力。 すると下の方に今度はIDとパスワード設定項目が表示されていて、ここで我慢の限界が来ました。自分の電力使用状況を見るためだけに、何でこんな面倒なことをいちいち設定しないといけないのか、まったく意味不明です。 福島の原発事故で補償費用の算出のために分厚い資料を配付され、読むだけでも苦労したという話を聞いていますが、自分の電力使用状況を見たいだけなのにこれだけの手続をさせないと気が済まない担当者の発想が理解できません。 本来なら、データはすべて東京電力が持っているはずですから、その状況を個別に打ち出して利用者に送付して新しい料金プランを提案するのが普通の民間企業の姿勢だと思いますが、現状は、知りたければ教えてやるからこれだけの手続をしろ、と迫っているように感じられます。 しかもこの新料金プランはいつから実行されるのか、新しいプランに乗り換えるためにはどうしたらよいかという細かい手続については、「お問い合わせ下さい」というだけです。 電気は使わざるを得ないという実情がありますから、法律的に決まっていれば規定の料金を利用者は払わざるを得ません。しかしその制度を思うがままに操れるような会社の体質が、いつの間にか利用者本位の姿勢から会社本位の姿勢に変えていったというように感じられます。 我々は電気を供給してあげているんだ、という高飛車な態度がどうしてもちらついてしまうのが残念です。 |
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