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あまり投資の話ばかり書いていると、このブログの主旨からはずれるなという気がしていますが、ほんの少しだけ。今日は為替が100円を切っているにもかかわらず大きく上げています。
買いの主体が個人なのか外国人投資家なのか、国内の機関投資家なのかは分かりませんが、やはり年金の資金が入るかもしれないというニュースのインパクトは大きかったのだと思います。 今後の株式への資金を1兆円ほど増やすというのですから、例えばそのお金が500銘柄に均等に配分されたとしても、1銘柄あたり20億円。とんでもない金額です。 もしそれが短期にそのまま入ってきたら、株価は暴騰処の騒ぎではないように思いますが、それをわざわざこの時期に緊急記者会見として流すと言う部分に、かなり意図的な動きを感じます。 つまり参院選までは是が非でも株価は下げたくないという政権側の意志なのかなと思えるわけです。 もっともそうは言っても今日明日中にこれだけのお金が動くというわけでもなく、今後何年もかけて少しずつ買い増すと言うことなのだろうと思います。 とはいうものの、年金原資ですから、元を正せば我々国民のお金であり、もし運用に失敗すれば、我々自身の年金に響く可能性があります。 過去にも年金使い込みや年金記録紛失といった不祥事もあり、そういった様々な運用の失敗や将来の見通しの甘さからくるしわ寄せは、結局受給年齢の引き上げという形で我々が負担する形になっています。 あまり大きなニュースにならなかったように感じていますが、6月3日のヤフーニュースで「年金支給開始年齢、引き上げ検討・・・政府国民会議」というニュースが流れていました。 厚生年金もすでに65歳への引き上げが決まり、現在50代の人はその年齢をにらみながら将来計画を立てていると思います。 ところがこの会合では「働く意欲のある高齢者の雇用対策を進めたうえで、さらなる引き上げを検討すべきだとの認識で一致した。」ということのようで、65歳でも働く意欲も体力もあると決めてかかっているように思えます。 何回か書いていますが、60歳ぐらいから個々人の健康状態は大きく差がでてきます。エベレストに登った三浦さんのような方もいれば、50代ぐらいから、さまざまな病気を抱えている人もいます。 年金原資の枯渇が危険視される中で、なんとかもちこたえようとすれば、受給開始年齢の引き上げが受給額の減額しかないわけで、そのためにどのような大義名分を作るかと言うことを検討しているようなニュアンスに感じられます。 |
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