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 2009年に妻に先立たれ、突如父子家庭となり、その後仕事と家事の両立が難しくなり早期退職をしました。現在、貯金を取り崩す毎日ですが、気持ちだけは楽しくお気楽に生活していこうという願いを込めたブログです。
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 昨日自動車税39500円を納付してきました。改めて考えてみると大きな金額です。これまで35年ほど車を利用していますが、毎年毎年4万円支払ったとすると、総額は何と140万円。車が1台買えてしまいます。

 車を買って車庫に保管しておくだけでも支払わなくてはならないという不思議な税金ですが、これだけの額を支払ったとなると、その使い道も気になります。フルタイム時は気にならなかったのですが、年金暮らしになると、額が大きいだけに、こうゆう細かいことが気になります。

 私が住んでいるのは埼玉県なので、早速県のホームページを見てみると、平成25年度の自動車税歳入予算額は870億円だそうで、県税総額6490億円の13.4%をしめているそうです。ものすごく大きな割合です。

 ではこの大きな額が何に使われているのかというと、道路を使用することに対しての整備費だと書かれていますが、実際には普通税としての性格を持っているようで、要するに都道府県が自由に使えるお金であるということのようです。

 しかし日本の自動車税は先進国の中でもひじょうに高額で、アメリカのなんと14倍だそうです。アメリカの場合は国土が広いので自動車を使わざるを得ないこともあり安くなっているのかなと思えますが、それにしても日本は高いですね。

 アメリカの基準で言えば、今回の自動車税を14分の1にすると、何と2800円ちょっとです。いかに高いかがよく分かります。

 しかも所有しているだけでかかる税金です。道路整備という観点から考えれば、排気量によって税金を区分するのは当たり前ですが、それ以外に年間の走行距離も考慮すべきではないかと思えます。

 すでに民間の自動車の保険料は、走行距離を考慮するものも増えているようです。税金は、ほっておいても良心的で律儀な国民が黙って支払ってくれると言うことで、あえて改正しようという意識が希薄なのかもしれません。

 しかし日本は、この自動車税以外にも、自動車重量税があり、さらに購入時には自動車取得税があります。実際に走行するにあたっては、燃料に関する税金も支払っています。

 この燃料に関する税額を調べてみると、ガソリンに関しては1リットルあたり60円が税金です。(消費税も含んでいます)我が家の近くのガソリンスタンドの料金は比較的安いので助かっていますが、現在140円前後です。しかし税金等が無ければ、1リットル80円ぐらいになるということです。

 (さらに不愉快なことに50数円のガソリン税には、消費税が二重に掛けられていると言うことです。税金を支払うのに税金が必要という訳の分からない制度です)

 そうやって考えると、自動車の維持費がいかに高額かということがよく分かります。しかし我が家のような埼玉県の片田舎では、もちろん旅行好きなこともありますが、それ以外に母親の医者への送迎等や通勤で、自動車がどうしても必要になることも多いです。

 何とかならんのかと思いますが、高齢化社会を迎える一方で、若者の車離れも進んでいると聞きます。つまり今後は人口減に伴って税収も減る可能性が大きいと言うことです。一方で相変わらず「道路が必要だ」と叫んでいる議員さんもいるようです。車がほとんど走らない有料道路を作ってどうするんでしょうか?(緊急車両の通行に必要だという理屈は多少理解できます)

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2013/05/16 08:58 税金 TB(-) CM(0)
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