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昨日から1泊で福島の海沿いの南端、いわき市に行ってきました。我が家からは車で片道3時間半ぐらいでしょうか。片道250km?
昨日は常磐道の日立北ICで降りて、そのまま海沿いの6号線を北上。茨城県の北端「五浦」という所で景色の美しさを堪能。岡倉天心ゆかりの地だそうですが、日本史の知識が全くないので、名前は知っていますがどんな人なのかはまったく知らず、ちょっと勉強してきました。 そのまま海岸線を北上すると、太平洋戦争末期に日本軍が開発してアメリカ本土向けに飛ばした「風船爆弾の石碑」というのがありました。 当時の日本にはアメリカ本土まで飛べるような長距離爆撃機の開発費用や鉄が無かったのだと思いますが、日本からアメリカに向けて吹いている貿易風に風船を載せて、それに爆弾を積み込み、投下するという奇想天外?かつ壮大な計画で、この存在については平和教育の一貫で知っていましたが、どこから飛ばしたのかは知りませんでした。 石碑の説明を読むと、茨城や福島の海岸線から飛ばしたみたいで、その数は約9000個だそうです。実際どのくらいの風船がアメリカに到達したのかは知らなかったのですが、碑文の説明に寄れば300個ぐらいはたどり着いたみたいで、軽微な被害を与えたそうです。 続いて福島県の小名浜港の「アクアマリンふくしま」へ。入館すると魚ではなく生物の歴史から始まり、ちょっと変わった趣向の水族館だなと思いました。どうやら海の生物について、きちんと学習するというのがコンセプトになっているようで、魚好きの私も楽しむことが出来ました。 また館内では津波が水族館にどのように押し寄せたかというビデオも上映されていました。今さっき自分が歩いた通路に海水が押し寄せている光景は、やはりインパクトがあります。 水族館見学後は、そこから500mほど離れた「いわき・ら・ら・ミュウ」というおみやげ屋さんへ。海産物のお店と、菓子類のおみやげ屋さん、レストランが同居している複合施設ですが、ここの2階に東日本大震災に関する特別展示がありました。 津波のビデオや津波の規模、避難生活についての説明等が展示されています。印象的だったのは、避難生活をおくった段ボールの間仕切りが展示されていたことです。1坪程度の広さで高さが1.5mぐらいでしょうか。本当に大変だったんだなと感じました。 ちなみにいわき市の現在の放射線量ですが0.15(μSV/h)です。この値は私が住んでいる埼玉の3倍です。もちろん「直ちに健康被害が出る」値ではありませんが、そこに何年も住み続けることを考えると、特に子育てをする保護者の方は不安だと思います。 というわけでこの日の見学はここで終了。ビジネスホテルで1泊です。 |
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