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為替
早くもハワイ三日目の夜です。宿泊している部屋の外で夜風に吹かれながら、少しずつ暗くなっていく夜空を眺めています。ハワイのサンセットは本当に美しいなと感じます。
昨晩は、ワイキキからバスで20分ほどのビール専門店で、お店の人にお勧めを教えてもらって飲んでいました。一緒に頼んだフィッシュ&チップスの量が多いうえに、ちょっと油が多くて胃がもたれてしまい、やっぱり年齢的に脂っこいものをたくさん食べるのはダメなんだなとちょっとがっくり。 胃の調子を整えるために、今日の朝はパイナップルだけ。昼間はマグロ弁当。やはり和食は胃にやさしいなと思います。夜は先ほどラーメンを食べてきましたが、1杯が1200円ぐらいします。それでも安い方かも。 日本語ガイドブックには、ハワイに進出しているラーメン屋さんが次から次へと紹介されていますが、そのすべてがことごとく高い。ブームだとは思いますが、味は日本のフードコートのラーメンとそれほど変わらないように感じます。 海外だから高いということなのかもしれませんが、私にはすべて円安の影響のように思えます。今日は少しだけ両替をしましたが、だいたい126円前後です。 8ドルと値段が書いてあれば、以前は700円ぐらいかあと計算できたのですが、今は125倍して1000円です。今日はラーメン屋さんに行く前にタイ料理のレストランを見に行ったのですが、前菜が安くて8ドルと書いてあったので、すぐに断念。 しかしラーメン屋さんで野菜ラーメンを頼んだら10ドル、ビールが4ドル(330mLです)。これに税金が加わり、さらにチップが必要なので、結局17ドルぐらい。ラーメン一杯とビールを飲んで2000円ではたまりません。 というわけで、新聞では爆買いだ、爆買いだと、やたら良いことのように書かれていますが、為替が安くなったというのは、要するに他の国に比べて、国の力が相対的に弱くなったということです。 国債が信用されなくなれば、円安が激しく進むというのも、要するに国力が著しく弱くなったという証明です。つまり今の日本は単純に考えれば、一時の1ドル80円の円高時代に比べると、国の力が1.5倍弱くなったということで、だからこそ相対的に国力が上がったアジアの国からの訪問者が増えているということです。 それが果たして国のステータスとして良いことなのか?どうも私には疑問が感じられます。そこへもってきて、働く人がどんどん減少しているのに、武力だけはさらに増強しようというのが安倍政権の目指すところのようですから、どうも矛盾が多いなと感じてしまいます。 為替は国の力関係を表すのだと思うのですが、それを無理やり統一したのがユーロで、国力がないのに同じ土俵にのってしまったギリシャは、今後も苦しむのだと思います。 さて日本はどうなるのか?実体のない国力増強を目指しているように見えてしょうがないです。
もしかしたら前兆があったのかもしれませんが、突然円安基調になって、少々慌てています。4月から5月初旬にかけてはず~っと119円前後で、私がバンコクに行った初日はまだ円高で、「これは助かったな」と思っていました。
ところが滞在中にじわりじわりと円安が進行。帰国する頃には122円前後になっていました。実際旅行中の市街の両替レートは、5月18日は1万円が2780B(バーツ)だったので、1Bが3.597円ぐらい。 しかし22日頃には2740Bとなり、レートは3.650円ぐらいに上昇。「参ったなあ」と思いつつ帰国したわけですが、その後25日からさらに大きく変化し、現在は1ドル124円を挟んだ取引になっています。 一ヶ月弱で5%ぐらい為替が変動したことになり、さすがに麻生財務大臣も、「為替の急激な変化は好ましくない」等と言うコメントを出しています。 原因はアメリカが9月に利上げを実施するかもしれないという予測が生じたからだと言われていますが、だとすれば今後も夏休みぐらいまでは円安基調が続くように思われます。 ということは私が予定している夏のハワイ旅行でも、経費がこれまで考えていたよりも5から場合によっては10%程度大きくなることが予想されるわけで、いよいよもって海外旅行に行きづらくなってきたなと感じます。 また国内でも、今後輸入食品がさらに値上がりするでしょうから、特に年金暮らしの場合収入はわずかに増えるものの、物価高には到底追いつかず、生活はさらに厳しくなりそうです。 こういった流れに対して、原則として仕事をしていないシニアはどのように対応すればよいのか?更なる節約は不可能というところまで追い詰められている人は、辛いだろうなと思います。 私の場合ですが、収入はネットからの収入も多少あるので、これをさらに増やす方法を考える必要がありそうです。ただ技術革新の流れが速すぎて、知識が追いつかないのが辛いところです。 もうひとつは投資。一応以前申し込んだネット銀行で、為替が110円ぐらいになったときに、わずかな額ですがドルを買っていますので、今は少し利益が出ています。 またハワイ旅行が好きなので、現地の銀行に生活費程度の預金をしていて、これも引き出して日本円に換金すれば利益が出ます。 さらに円安になれば儲かるような、海外企業に投資する投資信託(セゾン投信です)も月々わずかですが積み立てているので、これも利益が出ています。 また地味な話ですが、家庭菜園をやっていて、春に植えた野菜が収穫期を迎え、ここのところ野菜購入費用が節約できるようになり、これもプラス要因。 結局あちらこちらで少しずつ利益を出したり、節約をしたりということを繰り返して、なんとか生活水準を維持していますが、年金だけに頼って生活するというのは、かなり難しい時代になってきたなと感じます。
スコットランドの独立問題は、反対多数で決着。国の中を二分する論争になりましたから、人々の間に気分的な溝が生まれなければいいなと願っています。
日本でも、沖縄の独立なんてことを考えている人もいるようですが、今日の新聞では、日本には独立に関する憲法の規定がないと書かれていました。 ある意味一つの国としてまとまっている中で、独立という規定がないのは当たり前のような気もしますが、だからといって規定がないから独立は難しいという論理も余り説得力がないような気もします。 さて円安の勢いが止まらないので困っています。こういった為替は、ある日突然動き出し、動き出したかと思うとあれよあれよという間に数円の違いが出てしまいますので、海外旅行大好き人間としては悩ましいです。 今回夏のハワイ旅行で、息子と二人で消費したドルは、たぶん3500ドルぐらい。飛行機はJALだったので円で支払いましたが、それ以外の宿泊費やレンタカー代、食費、お土産代はドルです。 夏場は1ドルが103円前後でしたから、実際の換算レートは105円ぐらい。つまり3500ドルで367500円。これが今日は109円になっていますから換算レートを111円とすると388500円となり、およそ2万円の負担増になります。 もっと簡単に言えば、1円円安になれば、だいたい1%負担が増えるということです。 ということは、別に海外旅行に限らず、外貨で決済するもののすべてが、ここ一ヶ月ぐらいで6%ぐらい価格が上がっているということになります。 今現在はまだ103円ぐらいのレートで取引が行われていると思いますが、年末あたりからは今の為替レートの影響がじわじわと現れ、物価はさらに上昇ということになりそうです。 一方、私は家庭菜園をやっているので良く分かるのですが、今年の秋は猛暑から一転してすぐに涼しくなり、しかも秋晴れという素晴らしい天気に恵まれる日も少ないため、せっかく芽を出した青物の育ちが悪いです。 これは私以外の、私よりもはるかにベテランと思われる人たちの作物を見ても、生育がいまいちだなと感じられるので、10月11月は野菜の値段もさらに上昇しそうです。 さてどうするか?今後も円安傾向が続くなら、やはり何らかの形で外貨を持っていたほうが、リスクが軽減されるのではと真面目に考えるようになってきました。 つまり円安で物価が上がる分、外貨を持つことによってその値上げ分を相殺出来ないかということです。 というわけで一番簡単な方法は、銀行での外貨両替。その次が外貨預金。そしてFX。手数料や為替レートの交換率を考えると、一番不利なのが直接的な外貨両替で次が外貨預金。 FXは交換レートはひじょうに良いのですが、手続きや実際の売買方法の習得が難しいように感じられます。ただ金融関係に詳しい人は、こういった方法で家計の目減りを防ぎ、資産の減少を食い止めているんだろうなということは想像できます。
2013年もあと14時間ぐらいでしょうか。新聞を読んでいると、当たり前ですが今年を振り返って、というニュアンスの記事が多いように思います。
経済面では、東証が1年で56%上がったという記事が多く見られます。確かに不況だ不況だと騒がれていたときに較べると、上昇の勢いもあるように見えます。 その勢いに素直に乗れた方達は良い年だったと思えるかと思います。私も上半期にはほんの少しですが、数年に渡って積み立てていた投資信託を売却し、若干の利益を得て、これでバンコク旅行を楽しむことが出来ました。 夏場にちょっと相場が膠着状態に陥ったとき、すべてを売却しましたが、その時にもう少し我慢していれば、今はもっと利益が出たなあと思わざるを得ませんが、こればっかりはどうにもなりません。 とはいうものの、買っても買っても砂にしみこむ水のような状態から、買えば多少は利益が出るという状態に戻ってきたという意味では、アベノミクスの効果はあったのだと思います。 安倍首相は嬉しそうな顔をして会見に臨んでいるようですが、ここまでの流れの基礎は、極端な金融緩和の影響であって、経済そのものが好循環に入ったとは言えないような気もします。 素人目ですが、円安になったから輸出が増えるという期待の元に株が買われ、特に外国人投資家と呼ばれる人たちからの買いも入り、そのせいでず~っと塩漬けになっていた株やようやく利益が出始めた投資信託を売却した私のような個人投資家が、ほんのちょっとだけリッチな気持ちになって、購買意欲が高まったという流れであるような気がします。 しかしスーパーで食料品の買い物を続けている私から見ると、食品価格はジワジワ上がっているなという印象を持たざるを得ません。特に今年の後半になってから、その傾向が強いように思います。 たぶん前半は昨年の為替の約束によりある程度円高の状態で海外から輸入できたのだと思いますが、それが後半に入り、急速に進んだ円安の影響を受けるようになり、食品の物価が上がり始めたと言うことだと思います。 私はお昼に自宅でパスタを食べることが多いのですが、一時期450gで198円という価格になり、これは助かったなと思っていた麺が、今はどんなに安いスーパーでも278円程度まで上がっています。単純計算で40%の上昇です。 実際新聞報道では、この1年で為替は22.1%下落したと書かれていますが、この1年ではなく1年半ぐらい前までを含めると、最高値は78円でしたから現状の105円と較べると約35%の下落となり、上記の40%高という数字は、それを素直に反映したものであると言えそうです。 たまたま我が家がいつも購入しているパスタの麺が値上がりしただけだとは思いますが、私が買わないような輸入食品でも、多かれ少なかれ値上がりしているのではと思われます。 消費税が上がると、こういった食品価格はさらに現状より単純計算で3%ほどアップするわけですから、上記のパスタも10円ほどアップする計算になります。 物価が上がれば消費額が増え税収は増額となり、日本経済にとっては良いことなのかもしれませんが、年金世代にとっては、来年以降はますます厳しくなりそうだという思いを強くしています。 株高を歓迎するのも良いと思いますが、株高の恩恵を受けるのは一部の人です。しかし円安による物価上昇や消費増税は全員に影響しますので、結局資産の少ない、収入の少ない人たちに大きなしわ寄せがいくのではないかという懸念を感じます。 というようなことを考えながら、大晦日を迎えました。今年1年お付き合い下さった方ありがとうございました。来年もめげずに書き続けたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ものすごい勢いで円安になっています。先週末は97円台だったのが、今日は98円台。円安だ、この機会に何か出来ることはないか。FXはどうだろう?海外輸出企業ファンドみたいなものはあるのかな、と考え始めている人またはすでにそれを実行してそれなりの利益を得ている人も多いのかなと思います。
しかし小心者の私は、みんなが買い終わって後でようやく「ちょっと出遅れたかな」と思いつつ投資を始め、それでもタイミングが良ければ、ほんのわずかな利益を得て喜び、タイミングが悪いと買ったところがピークで後はズルズル落ちるだけ、なんて言うことを繰り返し、投資は自分には向かないと思うようになっています。 要は素早く冷静な決断力が必要なわけですが、手持ちの資金が生活費だとそんな簡単に決断できるわけもなく、結局いつも遅れをとってしまうわけです。 とまあ個人的な事はそれでいいのですが、これほど急激に円安が進むと言うことは、今後夏休みを越したぐらいから、輸入品は一気に価格が上がってくる可能性があるなと予想しています。 今はたぶん2012年末にあらかじめ先を見越した為替レートで契約した物品が輸入されているわけですが、今後その契約期間が切れるに従って、様々な輸入品目の価格が上がるような気がします。 それが阿部政権の物価高演出の目標だと言われればそれまでですが、困るのは私のような年金生活を始めたばかりで、それ以外の収入の道を考えていなかった人たちだと思います。またパートや派遣労働で、それほど簡単に賃金が上がらない人たちにとっても深刻な問題となりそうです。 そう思って、先ず日本の食糧自給率で低いもの(10%前後)を調べてみると、一番低いのが大豆。と言うことは今後大豆製品である「もやし」「油」「枝豆」「納豆」「味噌」「醤油」「豆腐」「厚揚げ」等の値段が徐々に上がっていくと言うことになりそうです。 次が麦。「パン」「ケーキ」「うどん等の麺類」「中華麺類」「パスタ」「菓子類」と言ったものが直接的に使われているもので、間接的に考えると、カツやフライ、天ぷら、お好み焼き、チジミ等でも使われています。 またトウモロコシ等はほとんど輸入ですから、それにまつわる油脂類(これは大豆からの油脂類も含む)自給率が低いです。 また砂糖の自給率も26%と低いです。その他に目に付くものとしては肉類(すでにスーパーではカナダ産、アメリカさんの牛肉、豚肉、ブラジル産の鶏肉と言ったものが目に付いています)が50%前後。 魚介類も50%前後です。最近は魚が穫れた場所が銘記されているので、分かりやすく思っていますが、海外から鮮度の良い状態で運搬してくるためにどのような加工技術が使われ、その過程でどの程度の添加物が加えられているのか、アトピー持ちの私はちょっと心配しています。 こうやってみてくると、私自身が日常的に食べているもののかなりの部分に輸入品が入っていて、それらが夏以降値上げになる可能性があると予想しています。 また他にも原油価格の上昇がガソリンだけでなく、プラスチック製品の価格上昇を促す可能性もあり、鉄やアルミと言った金属製品から作られる車や建築資材の価格もあがりそうです。 こういった様々な輸入品価格の上昇が、夏以降実際の食料品や生産品にどの暗い影響を及ぼすのか、たぶん先見の明があるマスコミあたりで今必死にシミュレーションをしているのではないかと思いますが、庶民の対策として、自分自身の給料が上がるまでどのように凌ぐかということを考えるのが急務であるように思えてきました。 |
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