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住宅ローン
今日の朝刊に「大手5行 過去最低」「10年固定 住宅ローン金利」という見出しが出ています。3月に適用する住宅ローンの最優遇金利を0.90%から0.80%に引き下げるというものです。
これから住宅購入を考えている人にとっては朗報だとも思えますが、金利が低くなったから、即住宅購入と考えるのも早計なような気がします。 マスコミは、住宅購入者には朗報という書き方をしていますが、確かにお金を借りるという観点だけから見れば朗報かもしれません。 しかし現在の少子高齢化社会を長期的に見た場合、土地や住宅は今後どんどん余るということになりそうです。ということは、土地の価格も住宅の価格も基本的に購入者数が減るので下がり続けるということになりそうです。 もちろん外国人が気軽に購入できるというような法改正をすれば、風光明媚な日本の土地はかなりの確率で中国当たりのお金持ちが買うような気もしますが、そう簡単に現状は変わらないような気もします。 実際私が今住んでいる一軒家の土地価格も、購入後毎年下落を続け、もしかすると土地代は当初の購入価格の3分の1程度になっているのではと思われます。 住宅ローンの支払いは終わっているので、これについては先見の明がなかったということと、家族とともに1軒家に住みたいという気持ちがあったので、購入時期の選択はやむを得なかったと諦めていますが、もう少し待っていればという若干の悔いもあります。 ただ今この家で生活していると、毎月支払う家賃が必要ない、というメリットは老後の生活にとって大きいなと思っています。例えば同程度の新築1軒家を借家で借りて、仮に月15万ずつの家賃を払う必要があったら、1年で180万必要です。 この家を建てたのは今から20年ぐらい前で、今後20年間住み続けるとすれば、居住期間は40年と言うことになりますが、この間家賃を払い続けていたら40年間で7200万円必要になります。 この費用と、私が支払った住宅ローンの総費用と固定資産税をプラスしたものを比べると、幸いなことに、購入費用の方が安い計算になっています。 その意味では資産価値は下がっているものの、自分の家と言う精神的安らぎは得られているのは大きなと思っています。 というわけで、住宅ローン金利が下がった今が買い時と言うことになりますが、上に書いたような資産価値の減少と、自分自身の支払総額、住宅を得るメリット等を総合的に考えて購入を検討した方が良いと思います。 避けなければいけないのは「今こそ買い時」というマスコミの論調に乗せられて衝動買いをしてしまうことだと思います。少なくとも1年ぐらいかけて慎重に検討すべきだと思います。(私は2年ぐらい検討しました)
今日は6時起床。私が寝ている部屋は2階の東南角部屋。一番健康に良いと思われる場所を寝室にしました。東側のカーテンの隙間からは赤っぽい夜明け前の太陽光が見えていました。
カーテンを開けると見通しは良いのですが、住宅地なので道路を挟んだ向こう側に建物が見えます。その屋根の向こう側がオレンジ色に染まり、今にも太陽が顔を出してきそうです。 今調べてみたのですが、関東地方の11/16の日の出時刻は6時18分だそうで、それより少し前に起きたので、太陽はまだ地平線の下だったようです。(もちろん我が家から地平線は見えません) それでも天気が良さそうだと言うことは分かりましたし、朝の冷え込みもそれほど強くないので、一気にベッドを出て1階のリビングへ。 以前もちょっと書きましたが、40歳ぐらいのときに建てた家で、間取りは建築やさんと相談しながら決めた、準注文建築です。 当時は息子が生まれたばかりで、将来の子供部屋をどうするかとか、夫婦の寝室はちょっと広くしてホテルのような雰囲気にしようとか、リビングは対面キッチンがよさそうだし、できれば狭くても良いから私の仕事部屋が欲しいといった我がままをコンパクトに詰め込みました。 私自身は今もってこの家の間取りにそれほど不満を持っていないのですが、建てた当初と現在では家の見方で変化したことがいくつかあります。 一番大きな問題点。それは寝室が2階にあること。と言っても1階に寝室を持ってこれるような敷地面積はありませんからやむを得ないのですが、問題は今後です。 今は別に問題なく2階まで上がっていけますが、実家の母親等を見ていると、明らかに2階へ階段を使って上がることはないようです。つまり今後足腰が弱くなってくると、2階までの道のりが限りなく遠く感じられる日が来るかもしれないということです。 まあそうなったらなったで、1階のリビングルームにベッドを入れてワンルームマンションのような生活をすれば良いやと思っていますが、家を建てた当初に、こういった視点がまったく抜け落ちていたことに今更ながら驚かされます。 また1軒家なので、マンション等に比べると室内の温度変化も大きいように感じます。幸いにも東南角地を選んだので、冬場でも天気がよい日は室内も割りと暖かいのですが、トイレや浴室や北側にあるので、冬はかなり冷えます。 そうなると高血圧で降圧剤を服用している私は、リビングを出て浴室で着替えているときに血圧が急上昇し、あえなく最後と言うことになる可能性もあるなと思っています。 まあ最近は浴室暖房なんて言う便利なものもあるみたいですが、じゃあトイレはどうする?廊下や階段は寒くないのかと考えていくと、きりがないです。このあたりはマンションが有利だなとつくづく感じます。 ただマンションは住宅ローンを払い終わっても月々数万の管理費を払い続けねばならず、最近はそれが原因で下流老人になってしまう例もあると聞いています。 自分の持ち家があることは精神衛生上も良かったなとつくづく感じていますが、1軒家の場合は、20年後30年後のバリヤフリー仕様という考え方も必要だなと遅まきながら感じています。
健康のために、週に数回、暖かい日を選んでウォーキングをするように努力しています。コースは自宅から数百m離れている河川敷。
ここに市が遊歩道を作ってくれたので、その中をあちこち歩いています。距離は3~4kmぐらい。時間的には40分から1時間。 持参するものは、野鳥や昆虫撮影のためのコンパクトデジカメ。かなり古い機種で600万画素で12倍ズーム。従って野鳥はなかなか撮影が出来ません。 またラジオを持参し、ニュースを聞きながら歩くこともあります。特に暖かい日は、本を持参し、適当なところに座って読書もします。 最近このウォーキングをした日としなかった日では、夜の睡眠の深さが異なることに気がつきました。当然ですが歩いた日の方がぐっすり眠れます。 それはそれとして、河川敷に出るまでは住宅地の間を歩いていきます。最寄り駅から10~15分というところですから、一軒家と2階建てのアパートが混在している地域です。 歩きながら、アパートの軒先をふと見ると、結構空いている部屋が目立ちます。これじゃあ賃貸収入をあてにしていた大家さんは大変だろうなあと思いつつ、かつてそこで生活していた人はどうなったんだろう?ということも気になります。 一方、河川敷に近づくと水田風景も見られるような場所ですから、所々に空き地があり、ここのところそういった空き地に次々と新築住宅ができつつあります。 「今はこんなでかい家に、この程度の価格で住めるのか」と羨ましくもありますが、どうやら消費増税の影響で、建てる側から売れているようです。 細かい購入日程までは分かりませんが、3000万円の家を今買えば消費税は150万。4月以降は240万になり、その差は90万。そう考えると「買うのは今だ」と思う人も多いはずです。 新聞に寄れば、住宅着工戸数も16ヶ月連続の増加だそうです。 もちろんこれまでしっかりと頭金を貯蓄して、負担の無い範囲でローンを組める人なら、今こそ買い時、となるのだと思いますが、まだ頭金は不充分なのに無理して買った場合、4月以降はローン負担に加えて、さらに消費増税や諸物価値上がりの影響をうけることになるなと他人事ながら心配しています。 需要があれば価格は高くなり、買う人がいなければ価格は安くなります。と言うことは、消費増税以後は住宅販売も落ち込み、価格が少し下がるかもしれません。 要は、マスコミ等の「今が買い時」という宣伝に踊らされることなく、自分の判断で最も良いタイミングを見極める事だと思っていますが、これがなかなか難しいです。
台風は静岡に上陸後、首都圏を縦断。久しぶりに台風らしい風雨を体験しました。しかしとりあえず被害は無し。今日は朝から青空も見えて、さわやかな天気となっています。
基準地価が下がり続けています。ようやくの思いで手に入れた1戸建てですが、住宅ローンを支払いながら土地の価格が下落するのを横目で見てきました。 私はバブル崩壊後の1995年に、家庭の事情もあり住宅を購入。そのときの土地代は住宅に必要だった全費用の6割以上でした。 当時はバブルがはじけ、土地代が一気に値下がり。待てば待つほど値が下がるという状況でしたが、もうそろそろ下限で、再び上昇に転じるだろうという予測をしている人もいました。 しかし首都圏の地価はその後も下落。推移のグラフを見ると購入当時の6割ぐらいになっています。つまり差額の4割と住宅ローンで銀行に支払った利息が丸々損失となったわけです。 老後を迎えるに当たって家があると言うのは安心ですが、資産価値の目減りは、いざというときの売却も含めて考えると、どうにかならんかなあと言うのが正直な感想です。
この住宅ローンについて書き始めたきっかけは、大きなローンを背負いつつ住宅を購入するのと、賃貸で生活し貯金を増やすのとどちらが有利だったのかを振り返ってみようと考えたからです。
40代から50代にかけての借金返済ですから、仕事は大変、家庭もいろいろとお金がかかる時期に、昼食代を節約し、本を図書館で借り、酒をビールから焼酎にシフトし、新聞は朝刊だけにして、と様々な節約を実行しながら繰り上げ返済。 そのまま順調にいけば、定年で無事退職し、わずかなローンの残金を支払って後は優雅な?年金暮らし、という生活を夢見ていたわけですが、表題に書いたとおり一昨年突然妻が他界し、退職金で妻と一緒に世界旅行、という夢が絶たれてしまいました。 その上仕事と家事の両立という重圧を感じ、精神的に追い込まれ、結局早期退職。住宅購入時に考えていた計画とは、かなり違う結果になってしまいました。 しかし振り返ってみると、今息子と二人で曲がりなりにも住む家があるというのは、やはり良かったなと思えます。当面、まだまだ赤字家計は続きますが、貯金の取り崩しで年金までなんとかしのげるという楽観的な見通しが、この「お気楽生活日記」の題名をつけるきっかけになっているわけです。 |
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