父子家庭で早期退職をしたおじさんのお気楽生活日記

 2009年に妻に先立たれ、突如父子家庭となり、その後仕事と家事の両立が難しくなり早期退職をしました。現在、貯金を取り崩す毎日ですが、気持ちだけは楽しくお気楽に生活していこうという願いを込めたブログです。

第1862回 痛ましいスキーツアーのバス事故

 土日に休憩している間に、若い人が乗ったスキーバス事故があり、なんとも形容しがたい痛ましさを感じています。以前私の家の近くを走っている関越道でもバス事故があり、あのときも業務の改善が叫ばれていた記憶があります。

 しかし「喉元過ぎればなんとか」という格言があるように、結局同じような事故が繰り返されています。誰もが格安を望む時代ですから、そのニーズに答えようと業者さん側も必死なんだとは思いますが、マスコミで叫ばれている話の内容を聞いていると、コスト削減のための安全管理が疎かになっていたとしか思えません。

 法令違反をしていても、とりあえず大過なく過ごせていれば、「今後もきっと何とかなるだろう」と考えてしまい、徐々にその基準はあってないがごとくになるのだと思います。

 これはたぶん今回の業者さんだけでなく、格安のツアーを運行している会社の中では、ある程度実際に行われている悪習なんだろうなあと感じます。

 しかしそれでも「人の命を預かっている」という自覚があまりに希薄な感じです。「点呼に遅れた」とか「運行ルートは運転手さんに任せている」なんて言う発言は、「あんたは本当に会社の管理職か」と言いたくなります。

 今後も調査が進むにつれ、事故とは直接関係ない事項でも様々な不備が指摘されていくのだと思いますが、保護者の方は、「今さら不備を指摘しても本人は戻ってこない」という悲哀しか感じないように思います。

 本来なら行政側がそういった不備を事前に察知して、運行停止処分をすべきだったんだろうなと思いますが、日々様々な仕事に忙殺されているでしょうから、現代社会では利用者側が自衛するしかないのだろうなとは思います。

 もちろんどんなに自衛しても、確率的には何が起きてもおかしくないわけですが、その確率を少しでも減らすという努力は必要です。

 その意味では、他のブログにも書きましたが、やはり「安かろう」は、「悪かろう」につながる確率が高いはずで、単に「激安、激安」と騒ぐようなマスコミの風潮にも問題がありそうです。

 ただ無駄にお金を使うのは浪費だと思いますが、やはりこういったことにもコストパフォーマンスの考え方を適用するのは大事だと思います。

 ちなみに事故を起こしたESPというバス会社は、なんと資本金300万円の小さな会社でした。きちんとした保険に入っているのかどうかも定かではありません。

 一方バスを手配したキースツアーですが、資本金3000万円の会社で、ホームページの冒頭に簡単な謝罪文は掲載されているものの、その他は通常通りの表示になっていて、今もツアー客を募集中のように見えます。(アクセスはかなり遅いですが)このあたりも経営者の感覚を疑います。


 

第1772回 民間給与は前年比1.4万円増だそうですが

 テレビのニュースをボーっと眺めていたら、民間の給与が2年連続で増加したという羨ましいニュースが出ていました。昨年の平均給与は415万円だったそうです。

 前年より1.4万円増えたそうですが、ピーク時の1997年より52.3万少なくなったということで、それを考えると、まだまだ生活は苦しいと言うことになるはずです。

 ただ1997年の頃に比べて物価はどうかと考えると、それまでの値上がりに比べると、むしろデフレ傾向が強かったようですから、給料は減ったけど物価も上がらないので、結果的に年齢と共に昇給できれば生活は楽になったと言うことかもしれません。

 ただしそれは大企業のサラリーマンや公務員にいえることで、中小や零細企業はいくら働いても生活は楽にならないという状況が続いているようにも思えます。

 1997年というと、今から18年前。私の年齢は44歳。働き盛りで、ちょうど家を新築し住宅ローンの返済が始まって数年。一番家計が苦しかった頃かもしれません。

 年収は600万ぐらいあったような気もしますが、住宅ローンの返済も年間120万以上あったような記憶があります。一方で子供の教育費が徐々に増えてくる頃で、「こりゃ遺憾」と思って、なけなしの貯金をはたいて住宅ローンの繰上げ返済をして、返済金額の軽減を行ないました。

 その結果、支出も徐々に増えましたが、貯金できる金額も少し増え、その貯金でまたローンの繰上げ返済を行なったり、金利の安い銀行に借り換えを行なったりと、いろいろ工夫をしていた時期です。

 しかしこれは結果的に正解でした。というのも、住宅ローンを設定したころは、私は地方公務員でしたので、給料は右肩上がりに上がるから、ローンの負担はどんどん減るだろうと思っていたのに、実際には40代後半から公務員給料への風当たりが強くなり、実質的にほとんど給料が上がらない状態になったからです。

 つまり早め早めにちょっと無理をしてローンの繰上げ返済を行なった結果、給料は上がらないけど貯蓄できる金額は増えたと言うことです。

 というわけで私の場合はたまたまうまくいきましたが、最近はパート労働者や派遣労働者の割合が増えているため、政府やマスコミが年収が上がったと騒いでいても、その恩恵を受けているのは限られた人ではないかなという不信感があります。

 どこかの新聞で、思い切ってパートの時給を1000円以上にしたらどうかなんていう提言が出ていましたが、正社員と同じような仕事をするパートの方がいたとしたら、これは当然の要求ではないかと思います。

 年収415万(含ボーナス)ならば、一ヶ月は35万ぐらい。25日働いたとして1日1.4万。8時間労働なら時給1750円です。現実はその半額程度ですから、まさに企業に労働を奉仕していると考えてもおかしくない水準です。

 そう考えると、今の労働環境がいかに馬鹿馬鹿しい規則で成り立っているかと腹がたちますが、さらにそういった安い労働力を生かして、良質の製品を作って自慢しているのが大企業です。

 これで良いのか?シニアの立場からすれば、皆さんが同じような仕事で同じ水準の給料をもらい、大きな金額の税金や社会保障負担をしてくれることによって、高齢者の福祉が充実するような気がします。
 
 

 

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Author:hoku
 こんにちは

 定年まであと3年という年齢で、表題に書いたような理由で早期退職をしたhokuです。

 日々の生活の中でいろいろ思いついたことを書きつづろうと思っています。

 よろしくお願いいたします。