父子家庭で早期退職をしたおじさんのお気楽生活日記

 2009年に妻に先立たれ、突如父子家庭となり、その後仕事と家事の両立が難しくなり早期退職をしました。現在、貯金を取り崩す毎日ですが、気持ちだけは楽しくお気楽に生活していこうという願いを込めたブログです。

第2056回 閉塞感が日常的に漂う日本

 理由は不明ですが、コンビニのおでんを指先でつんつんしてそれを動画に撮影しSNSに投稿した若者がいたみたいで、なんだか幼稚園児がやるようなことだなと感じました。

 スーパーでも時々きれいに包装され陳列されている商品に対して、保育園児ぐらいの年齢の子供が指先で突っつこうとして母親に怒られている様子を目にします。

 前者は面白半分でやって投稿したという事から、受けを狙っていたのではと思えます。つまり普段は誰からもほとんど相手にされない人が、なんとか注目を浴びようとしたという事でしょうか。

 後者の場合は純粋な好奇心ではないかと思われますが、前者と後者では、対象物を自分の人気取りの道具にするのかどうかというのが大きな違いであるように思います。

 コンビニの場合は店員さんもその行為を見ていたはずですが「なんで注意しなかったんだろう」と不思議です。ただ最近は何を考えているか分からない不気味な人がいますから、下手に注意すると店内で暴れるかもという憶測等が働いたのかもしれません。

 その意味では、コミュニケーション不足を感じます。そもそもツンツンした人が、日ごろからいろいろな人話をするような環境で暮らしていれば、こんなことをやって受けを狙おうという発想にはならなかったはずです。

 また店員さんも、お客さんとのコミュニケーションに長けていれば、そういったことをやりそうになる前に声掛けをしたり、例えやったとしてもすぐに声を掛けて辞めさせるのではないかと思えます。

 それが出来なかったという事は、やはりマニュアルで決められた応対は出来ても、それ以上のコミュニケーションは苦手であるという今の世相を反映しているような気がします。

 日本のおもてなし社会は、世界中で類を見ない素晴らしいものだとよく言われますが、私は時々行き過ぎたおもてなしが気持ち悪いなと思えることがあります。

 スーパーに行って、少し多めの商品を買ってレジに並ぶと、精算が終わった時点で、店員さんが私を哀れだと思うのかその籠をレジの隣にある商品収納台の上まで運んでくれます。

 「そのくらいは持てますよ」という言葉が口から出かかりますが、親切なんだから素直に受けないと言い聞かせています。しかし荷物を運んでくれた店員さんにお礼を言おうとしても、すぐに無表情で通常業務に戻ってしまいます。

 という事は、親切心でやっているのではなく、マニュアルで決められているからやっていることだと思えてしまいます。

 お釣りをもらう時も、最近は小銭を揃えて私の手の上に乗せるとき、その下にさらに手を当て、お釣りが落ちないようにしてくれる人もいます。

 そんなに見かけはボロボロヨタヨタの爺さんに見えるのかと言いたくなりますが、これも「ありがとう」と言って素直に受けます。ただし私がありがとうと言っても、「どういたしまして」という返答は滅多にありません。

 ちょっとした例ですが、なんとなく機械やロボットを相手にサービスを受けているような息苦しさを覚えます。完璧なサービスだけれども、心通わず、コミュニケーションも得られないサービスという印象です。

 昔の八百屋さんや魚屋さんとの間には、売り手と買い手の間に会話がありました。「今日はアジが安いよ」なんておじさんが叫んでいると「じゃあこれ3尾ちょうだい、中出してね」とか、「これ少し小さいから値引きしてよ」「まいったなあ、じゃあ○○円でいいか」なんて言うやり取りがありました。

 今は並んでいるものを黙って選んで、黙ってレジに行き、言われた金額を黙って支払い、持参した袋に入れて帰ってくるというのが当たり前です。

 お客さん同士が「あら、これは安いわね」なんて情報交換をしている様子は見かけたことがありません。知らない人とは話してはいけません、という幼稚園の標語が大人同士の間でも生きているような気がします。

 この状態を「閉塞感」というのではないかと思うのですが如何でしょうか。
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Author:hoku
 こんにちは

 定年まであと3年という年齢で、表題に書いたような理由で早期退職をしたhokuです。

 日々の生活の中でいろいろ思いついたことを書きつづろうと思っています。

 よろしくお願いいたします。