父子家庭で早期退職をしたおじさんのお気楽生活日記

 2009年に妻に先立たれ、突如父子家庭となり、その後仕事と家事の両立が難しくなり早期退職をしました。現在、貯金を取り崩す毎日ですが、気持ちだけは楽しくお気楽に生活していこうという願いを込めたブログです。

第1702回 何かを成し遂げるには最低10年?

 私のフルタイム時の仕事は教員でしたが、20代の頃は、ともかく教える内容の復習、そして教え方の研究等、要するに教員として何をどのように教えるかということを、自分自身が勉強する期間だったと思っています。

 一方で職場は高校ですから、1年から3年まで面倒を見て、ようやく学校全体の動きが見えてくるわけですが、1回目はともかく何でも夢中になっておしまい。

 2回目の4年目から6年目でようやく学校のシステムや流れ、仕事の内容を理解するということになり、簡単に言えば6年かけて、とりあえず少しだけ教員っぽくなるということです。

 一方で、教員の仕事は教えるだけではなく、様々な学校行事の企画運営や生徒に対する進路指導若しくは生活指導という、学業以外の仕事も多々あり、これらの業務を、日常の授業の合間にこなしながら、少しずつ仕事を覚えていくわけです。

 また一つの係りになると、その係りを3~5年分担することになりますから、学校全体の様々な係りを経験していくためには、最低10年ぐらいかかります。

 ということは22歳で教員になったとしても、授業をきちんと行え、校内の仕事をしっかりとこなせるようになるためには最低10年ぐらい必要ということになり、真面目にがんばった人は大体30代の半ばで、その力が同じ教員グループからも認められるようになります。

 ということで、一人前として認められるためには最低10年、普通で15年かかると思って間違いないと思いますが、これは何も教員の世界だけでなく、民間企業でも似たようなものではないかと想像しています。

 このことを念頭において老後の話になるわけですが、シニアがシニアとして一人前になるのは10年かかる、ということなのかなという気がしてきました。

 就職と定年はまったく逆の事象ですが、新しい環境に放り出されるという条件はまったく同じです。あえて違いを言えば、就職時はまっさらな状態で始まりますが、定年若しくは退職というのは、準備期間を含めることが出来るということです。

 つまりまったく何も考えずに60歳で定年退職をすると、70歳まで老後の生活は落ち着かず、勤労者でもないし退職者でもないという中途半端な意識になってしまう可能性があるということです。

 もし一人前になるのに10年が必要、ということであるならば、60歳で退職をする人は50歳の頃から退職後の生活をイメージし、準備を始めておくことによって、退職直後からアクティブな老後の生活が送れるということになりそうです。

 そう考えると、昨日の記事でちょっと愚痴のようにネットの収入が落ち込んでいると書きましたが、こういった収入を目指して私が努力してきた期間は5年半ぐらいですから、ネットの収入に関してはまだ半人前と考えても良いのかなという気もしてきました。

 人間国宝なんていう人たちがたまにテレビに出ますが、この道50年とか60年でもまだ満足のいくものはできない、なんていうコメントをよく聞きます。

 ましてや一介のろくに努力もしていない凡人が、数年で成果を出そうなんてのはおこがましいにもほどがある、ということなのかもしれません。

 逆に言えば、まだまだ日々努力する余地があるということで、そういった気力を維持できれば、豊かな老後をおくれるということなのかもしれないなと思います。
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 定年まであと3年という年齢で、表題に書いたような理由で早期退職をしたhokuです。

 日々の生活の中でいろいろ思いついたことを書きつづろうと思っています。

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